いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

わらしべの味って第二の我が家みたいな

 

今回もまた

埼玉小川町にある有機野菜食堂わらしべさんにて

おいしいご飯をいただいてきました。

 

伺う以前に夏の冷凍イノシシ肉を送り付け

味はいいけどゴムみたいに硬くてどうしようもないから

調理法考えて、

とお題を出していたのが

カツレツになって出てきた。

 

やけに裏でドカドカいわせてるな、と思ったら

スライスした肉を叩いていたのだわ。

 

味付けは塩胡椒だけ、

叩くだけでおいしくカツに変身してしまった。

 

これまで私は肉を叩いたことがありません。

しかし、これ、素晴らしい調理法ですね。

肉の繊維を楽しみながらも

顎は疲れない、という。

野生の肉のしっかりしたところを楽しめた。

 

私は衣をつけたり揚げたりが面倒なので

叩いた肉をどう調理しようか

考え中。

 

 

 

こんな無茶ぶりを聞いてもらっているのは

私の古い友人が主席を競うくらいの常連さんだから。

 

で、今回は若い常連さんの結婚お祝いパーティーにも混ぜてもらちゃった。

 彼女とは1時間くらいしか面識ないのだけれどね。

でも、いい娘だってことはすぐわかる。

 

わらしべに集う人々って壁がなくって

すぐに打ち解けちゃうから

ぜんぜん平っちゃら。

 

自分も常連さん然として加わって

新婚さんの幸せな空気をお裾分けしてもらって

とっても幸せな気持ちになりましたよ。

 

 

 

それから、テンペカツもいただいた。

テンペに関しては

小川町地産の青山在来大豆を使ってのプロジェクト進行中。

 

青山在来テンペは完璧に美味しく出来上がっとりますんで、

あとは、大豆の代金や、送料も高いけど

お店で提供できるものかどうか検討中。

 

7月に、友人がわらしべ裏のバーで

インドネシアンナイト」をするそうで

その時に青山在来のフレッシュテンペのカナッペ

提供する予定也。

 

 

 

いつものわらしべランチで定番の

安定したおいしさを誇るのは

チキンソテー。

 

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皮面をカリッと焼いてあって

もう、ただそれだけの

ひねくれたところのない鳥のソテー。

 

大人になってから、自分は誰かにこうやって

丁寧に料理を作ってもらうことなんて

なかなかないもんなぁ~、

と、いうことに、思い至る。

 

なんか商売の味じゃあないんだよなぁ~~

外食した感がないんだもの。

お家でご飯食べてるみたいなさ、疲れなさなの。

 

皆言ってます。

わらしべがあって良かった、助かってる、と。

 

あ、でも、もちろん

料理人として抜群な方でありますよ。

まー、加減が良いのでしょうけれど。

 

 

 

 

私がチキンソテーのファンで

たくさん食べる奴だってことも知ってるから

次に行ったら、チキン2枚のっけで作ってくれるそうな。

 

 

ああ、次の関東行きはいつになるやら~

楽しみすぎるぅ~~~

 

 

 

 

 

帰りを待ってた可愛いコ

 

広島に帰って参りました。

 

この4~5月は出かけっぱなしだったから

帰る度に、季節がずばっズバッと音を立てて過ぎていった感じ。

 

桜が咲き、散り、

山つつじが咲いたと思えば

ワラビが出てきて

一回だけ炊くことができた。

 

約2週間の関東への遠征から帰ってみれば

私の畑は草ぼーぼーー

 

 

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という訳で、朝から草刈り。

 

手を使って引っこ抜いたり、

鎌を使って手で刈ったり、

機械を使わず、目で見ながらの草刈りは

楽しい発見があるからね。

 

もう、死んじゃったかと思ってた植木が生きてて

新しい枝を出してたり、

虫があわてて超高速で歩いて行ったり。

 

今日、最高に嬉しかったのは

コレ!!

 

 

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イチゴが生ってるじゃぁないですか!!!

 

これを植えたのは3年前。

去年は一個だけ口に入れることができて

そのおいしさにびっくりしたけれど、

ランナーばっかり伸ばして

株は増やせどちっとも生らなかったのに。

 

こんなにたくさん!!!

(いや、普通に成功してる人にはちゃんちゃら可笑しいだろうけど)

一つの株にいくつも実をつけているなんて!!

 

だって、私の畑は肥料をやらず

頑張って土地に合わせてサバイバルしてってね、

という植え方だから

実を生らせる体力ができたって素晴らしいでしょう?

 

普通にホームセンターで買った

苗だったけどね。

 

 

 

 

東京方面では

今回も刺激をいっぱい受けて

楽しい計画を持ち帰ってきた。

テンションは高い。

 

 

じぶんの拠点を作るんだって

考えもあったまってきた。

 

 

しかし、取り敢えず、

明日は鎌研いでやらなくっちゃ。

 

 

埼玉小川周辺のひとびと

 

 

4月が飛ぶように過ぎていった

 

そして5月に突入

 

 

埼玉に来ています。

小川町コミュニティの仲に入れてもらって

いろんな人と繋がって

人っていいなぁ~~

と、嬉しく思う日々。

 

ここの人たちって

本当、ここが好きでいきいきしてて

目ぇきらっきらさせてる。

 

 

私、よそもんですが

違和感なく受け入れてくれて

すんごい心地よい思いさせてもらってる。

 

だから、移住者が引き寄せられ

やってみたかった方法で暮らしはじめて

定住していくんだなぁ~

 

 

 

自分の暮らしを自分でつくってる人びとって

キャラにぶれがないもんねー

テキトーな余所行き顔で生きてないもんねー

 

 

 

私も広島でいきいき生きてこー

と、思うのです。

 

 

うん、うん、

 

 

 

ぱんっとしないピタパン焼けた

 

ピタパン焼こう、と目覚めて思う。

 

もうここ1ヶ月くらい「平パン焼きたい、平パン焼きたい、」

と思いくすぶり続けていたんだった。

 

これに手作りのパンチェッタとか、

ソーセージみたいなのをはさむのが理想のかたち。

それはないけど

友達が作った美味しいアンチョビがある。

 

 

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これ、

塩加減からすぎず、薄すぎず、でも塩がはっきり効いてて

イワシの身に粘りがあって美味。

 

水切りヨーグルト作ったから

このホエーをパン種に使う、っていうのも

やってみたかったことの一つ。

 

 

 

先日のアラブ料理の集まりで、

「シリアではご飯はお昼にしか食べません。

朝と夜はパンを食べます。」

と、指導くださったシリアの方が話されていた。

 

それで、

昨夜はシリア料理ってどんなの?

と、つらつら検索サーフィンしてみれば、

なんと、日本で一般にピタパンと言われているのって

シリア発祥のパンなんですね。

 

で、くすぶってた気持ちに火がついた

こりゃ焼かにゃ。

 

 

いつものパンの配合で、水分を全てホエーに変えてみた。

砂糖も入れたほうが合うかな?

と、大さじ1くらいを投入。

 

できたパン種はけっこう水分多い粘る生地になり

(パン焼き器の配合だったわ)

でも手にべたついて扱いにくいというほどでもない。

 

で、焼けたのが

こんなの

 

 

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ピタパンのはずなのに

未だかつてない膨らみ不足だったのは

水分過多であったから?

鉄板の温度?

ま、続けるうちにわかるでしょう。

 

「シリアはパン発祥の地とも言われ、」

だそうだから、

かつてはこんなぺちゃっとしたパンも焼かれたかもしれないし

今だって、パン焼きの下手なお母さんは

こんなパン焼いてるかもしれない。よ?

 

味はもちろんパンの味、オッケー

でも、砂糖なしの方が自分好みだったろう。

ホエー使いは正解ですね。

 

「みそ汁に入れたり、カレーに入れるのもおいしい。」

だなんていうの読んでやってみたけど

ヨーグルト臭が主張強くて合ってなかった。

ピタパンの種にはぴったりです。

 

 

畑からどっさりルッコラ採って来る。

もう薹がたってしまったけど

まだまだ柔らかくて香り良し。

 

このパンの上に

赤玉ねぎスライスとにんにく・唐辛子を混ぜた水切りヨーグルト

アンチョビとケイパー

冷蔵庫にあったチーズ

甘い味が欲しくなってリンゴ

どっさりのルッコラ盛ってオープンサンドーー

 

 

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お伴はスーパーの激安チリワインの赤。

ぜんぜん深みのないところがさっぱりしてて良し。

 

 

 

この日常の何事もなさを享受しながら

ちょっと早いお昼ごはんに

とりあえず、

満足。