いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

春 いただきました~

 

4月前半ほぼ2週間分の長い出張から帰って

自分の縄張りを久しぶりに見回る。

畑に手をいれたり

草を刈ったり

 

まとまった量のワラビが採れた

 

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今日はときどき曇るけど概ね晴れ

 

鼻もぐずつかず

目も痒くない

まだ蚊がでてくるまではしばらくあるだろう。

一番、畑仕事が楽しい季節。

 

ルッコラ、バジル、サニーレタスの種を蒔く

 

 

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採ったワラビはナムルにして、

間引き菜も利用してビビンバに。

ワカメスープには木の芽。

山で採れた竹の子の煮物。

 

春の空気と味を堪能する日。

 

春 目覚めましたーー

 

 

すっかり春突入!!

 

標高の高い我が縄張りでも

桜が開花し始めました。

 

私も、最近までくぐもったような感覚で、

まるで土中に埋められていたかのように体が重かったけれど

ここにきて、清々しい空気と光いっぱいの世界に

ちょっこり顔を出したかのような気分。

多幸感。

 

が、早速ノーガードで畑仕事してたら

目の痒みとくしゃみ、水様鼻水が止まらず。

 

油断禁物

 

まだ、重ね着しても

身体の芯が冷えている日もあります。

朝からお風呂が効果的。

 

 

 

 

 

祖父の植えた古い梅の木は

去年より花をつけました。

痛々しい体に白梅がまぶしい。

 

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新たに種から生えたらしい木も

少し大きくなって、花の数も増えた。

 

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 かなりピンクよりの紅梅。

 

 

私の息子は入試を無事乗り越え

4月から高校生。

入学準備の買い物あれこれで

どっとお金がでていき、金銭感覚麻痺してます。

 

塾の送り迎えや受験勉強の気分盛り上げ役、と

割と過保護に伴奏してきたけれど

これでまた一つ

お母さん業を完了しました。

 

今年はさらに自分自身のこれからに集中していく所存!!!

 

 

 

3月は新しい仕事がぽこっ ぽこっ と入った。

失言や、やらかしがあったけれど

それで致命的な評価を下されるどころか

私のノリを受け入れてもらえて、今後にも繋がるような気配で、

ああ、私ってラッキーだ、恵まれてる

と、ちょっとした幸福感と感謝にひたっております。

 

 

年度末まっしぐらの方もいらっしゃることでしょう。

 

こうやって、毎年体調不良で春を迎えるので

日本の新年度って、やっぱ4月だよなーーー

と、私の体が言っている。

 

 

 

正月の清々しさも大好きだけど

春、

この時期の気候の変化が

一番大きい影響を心身に与えているようです。

 

まだ、目が痒いけど

これから私もババババーーーっと開花しますよーー!!

 

 

耳ダンボ

 

お久しぶりの投稿が老年男女関係について

 

出張でちょっとした温泉旅館に泊まらせてもらってるのですが、

夕飯時に隣のテーブルになった男女の会話に耳ダンボ。

 

私がテーブルに着いた時には

すでにお隣は食事をしながらお酒もすすんでいた様子で

男性はやや大きな声で話していた。

 

こーゆうのって、他人に聞いてほしい心理も混ざってるのかなぁ?

自分のサイズに抑えきれない自尊心があふれ出てしまうのかなぁ?

結構いるよね、お酒のある店でひときわ声の高い男性。

 

資産や地位についてのオレサマ話題が止まらない。

いろいろ個人的なはなし聞いちゃった。

 

 

一見、老夫婦としか思えない組み合わせ、年代なのだけれど

口のきき方から夫婦関係でないのはすぐわかる。

しかし親密でもあろうこともすぐわかる。

男性は女性をアンタと呼び、

女性は男性を○○さんと呼ぶ。

 

男性はいばり

女性は自分の考えをはさみつつも

一歩か二歩下がったもの言い。

 

一緒に暮らしているのではなく

温泉デートである模様。

 

 

 

今時、死別離別後の老カップルっていうのもアリか、とも思うのだけど

どうやら、彼らの関係は昔からのものらしい。

しかも、お互い90歳超え、アラウンドでなく

100歳がすぐそこに見えてきた、らしいのだ!!!

 

凄い、凄すぎる!!!

 

 

 

 

男性は生涯独身、

嫁をもらったことがないのが失敗だったと。

これまで積み上げてきたものを残す人がいない、

自分が働いて手に入れたものを

好きに生かしてくれたら満足なんだ、と。

 

婚活したらと周りに言われるが、

この年じゃあ財産目当てにだってくる奴はいやしない。

今時結構多いらしいぜ、婚活してるのが、70歳代が多いらしい、

と、言ったって娘のような年じゃないか。

 

!!!だよね!!!

90歳代と60~70歳は親子のような年の差か!

 

財産目当てでいいから

誰かいないかねぇ~~

 

なーんて言ってるあたりで私は食事を終わって退席しました。

 

 

 

なんら批判も意見もなく

丸ごとさっき見聞きしたことを受け入れ

人間が生きるってことの果てのなさに驚愕しております。

 

 

寝ます。

 

瀬戸漆喰を塗る

 

新年の心意気を下書きしたまま

すでに一月も終わらんとす、だって。

 

ま、そんなもんなんじゃん。

 

こう長年生きてくると自分の愚図っぷりにも諦め感が出てくる、

とはいえ、時間かかりながらも形になって来るものも、あるっちゃ、ある。

賢いタイプの人じゃなかったのね~~

と、おおらかに生きて行こう。

人生100年時代だもんね。

 

 

昨日は漆喰塗りのセミナーに参加して参りました。

最近、壁塗りの機会がそこそこ来てるね~

壁塗料塗りも1週間前くらいに手伝い行ったしね~~

んで、今後も埼玉まで古民家の壁塗り手伝いにも行くつもりです。

 

え?私の小屋の壁は?

他人の手伝いで腕上げてから、ぼちぼちやりますわ。

 

 

と、いうことで漆喰塗りの話し。

 

 

今回、使用したのは瀬戸漆喰という素材でした。

この扱いを、一級左官技能士のカイルさん、というアメリカ人の方が指導して下さる。

カイルさんのとこから助っ人2人、空くんと

「まるちゃーーん」、っていう和風なあだ名で呼ばれて飛び出たのは

巻き毛のむっちゃ可愛いイタリア女子。

一人静かにウケた。

 

他、この会の主催者、瓦屋さん、漆喰屋さん、

そして関係者的何者かわからん人たちいろいろ

プラス参加者6名で作業を行いました。

 

まずマスキングして、古い壁材の撤去。 

わた壁っていうよくある和室のふわっとキラっとした壁なので

ポリマーを水に溶いたものを塗り

壁材をふやかして除去します。

 

 

 

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プロのお道具♡

 

 

 

そこにハイフレックスという下地材を塗り、

1時間くらい間をおき

いよいよの漆喰塗り。

 

 

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袋から出したまんまだとまだ塊があるので

まず塊をほぐすようにこねる

それから水を足して硬さ調節。

 

均一良い硬さに練れたら、コテ板にどさっとのっけて

ひたすら塗る、塗る、

 

以降

作業が楽しくて写真撮るの忘れてました。

 

 

 

 

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仕上げの一例として

刷毛目で模様を描いているところですが、

こうする前にはぴたーーーーっと真っ平らな

美しい仕上げをされています。

 

それを見たらコテ跡のある個性ある塗り壁

なんつーのが安っぽく感じられるもんね。

 

日常生活の中では動きのある

楽しいものが良いかもしれないけれど、

落ち着いた静かな、人の手による最上な仕上がりって

一つ違う次元に壁が飛んでっちゃったみたいな感じ。

 

 

平らに仕上げる専用のコテは

素材も硬くツルツルしていて

撫でていくと漆喰中の水分を表に引き出してくれるのだそう。

 

 

 

 

漆喰って、消石灰なんですね。

水で練って、塗り、乾いていく過程で空気中の二酸化炭素と反応して

石灰岩に戻っていくのだと。

面白ーーーい!!!

 

基材の消石灰

ゆっくり乾きかつヒビ割れなく良くまとまるよう、麻スサや糊まぜている。

好みで藁とか、紙とか混ぜてもOK。

瀬戸漆喰には骨材として砂や牡蠣殻が混ぜてあります。

 

 

と、いうことは、

消石灰なら安い大袋がホームセンターで買えるし、

砂ならすぐそこの川にあるもの。

綿くずもどっかにしまい込んでるのがあるはず。

これって

自作できんじゃない?

 

小屋工事の進捗がはかばかしくないのは

こーゆうこと考えるのが楽しくて、

脇にそれていくところにもある、と、思う。