仕事終わって宿に帰ってくるのが夕方6時。
誰の面倒をみることもなく
一人の時間がたっぷりあるなんて
申し訳ないくらいの贅沢。
ってなわけで井上ひさしの超大作(?)
「吉里吉里人」を読み始めました。
見てくださいよ、このぶ厚さ。
しかも小さな文字で1ページ2段になっている上
東北弁=吉里吉里語という設定なので
日本語にもルビがふっている、という。
面倒くさいけれどこれを吉里吉里語(東北弁)で読まなくては
面白さ半減だし。
ううううーーーー、読みにくい本だーーーー
この小説は故菅原文太さんが映画化権をもっていて
あともうちょっとで出来るところだった、というので
興味を持ったのでした。
日本の一地方が日本国から独立をする、というお話。
843ページ中108ページまでしか読み進めていません。
私は何度も転校をした子供だったので
土地に繋がれている、愛着を持つ、という感覚がわからないのですが
この日本で生きていくことに
昔から違和感を感じていたので
「独立」という言葉はなにか眩しく感じられます。
もともとインドネシアに住もうと思った事にも、
その違和感があった上に
国家を歌ったり
国旗を掲揚することが誇らしいことである、なんて
どんな感じなんだろう?
という知りたい気持ちにも後押しされました。
今でも「独立」という言葉は人々の気持ちを
高揚させているように見えるのです。
はっきりと、この国は私たちが守った、私たちの国である
と思えることって
どんなに素敵なことでしょう。
吉里吉里人、、、読破する自信はないのですが、、、
この独立国の行く末がきになるので
がんばって読みます。
ではでは