夜半からぽつぽつと降りだしてました。
台風迫る。
本格的な台風上陸の前に
瀬戸大橋を渡っておきたい
でも観光はしときたい。
シャワー浴びて
とにかく出発。
8時半に徳島県立阿波十郎兵衛屋敷に到着。
人形浄瑠璃の上演を観る余裕はないけど
お屋敷好きです。
建築と資材に興味アリ。
開館は9時半からとのことですが
こころよく通してくださり、
丁寧にこの土地の事、文化のこと
ご説明くださる。
お弓
阿波商人は大阪などで豪遊したらしく
浄瑠璃界ではいつも悪人役。
けれども
「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」は
母娘の情けを描いている
悲しいお話。
阿波ではこればっかり上演されるのだとか。
阿波でとれる藍は
毎年吉野川が運んでくる
肥沃な土壌に育つため、
とてもとても品質が良く
他地域産と比べ物にならぬ程。
ずいぶんと藍玉の出荷で儲けたそうです。
それでこのような芸能に費やす余裕があったのですね。
お庭のプランターで育てられていた蓼藍。
葉が厚くて大きくて
元気。
南北の山に挟まれた吉野川、
地の利、自然の恵み。
産業の利と生活の知恵についてなどなど、
とても、とても、お話面白く、
私はすっかり阿波文化の虜に、、、
鶴亀の庭
石と緑が美しい。
ちらりと覗いた売店も素敵そうなので
開けていただく。
えっ????
ビックリ!!!
そんじょそこらの土産物店やミュージアムショップとは
格、違いすぎ!!!
どれもこれも欲しいものだらけで
困ったっ。
あぁ、、この写真ではお伝えできていませんね、、、
残念、、、
かつては一般の業者さんにお店を任せていたのを
去年から、
NPO法人阿波農村舞台の会が運営するようになったとか。
それで、地元と浄瑠璃に関係する
本当に良いものを置くようになったようです。
藍染のショールなんか
素材も発色も断然違いますから!!!!
私も染をかじっていた者ですが、
藍染は下手がやると
グレーっぽく発色したりして
難しいです。
化学藍を入れた発色も
んーーーーーーー、、、安っぽい。
この後、藍の観光施設に寄ったのですが、
おばちゃんテイストの雑貨がわんさか置いてあって
ダメでした。
確かに買える金額っていうのは
大切ではあるけれど、、、、
この梅が採れる神山は
徳島市から車で一時間ほどの
山の中の村落で
今も農村舞台が多数現存しており、
公演も行われているそうです。
この他
吉野川じょうるりクルーズ
なんてイベントもあるそうで、
かなり本気でまた来るつもりになっています。
ここを出てほど近くに
小松海水浴場があるので
海を見に行く。
鳴門、見にいけなくなったから、、、
台風来てます。
この後、
高速のって香川のうどん屋に寄って、
ぎりぎりセーフな感じで
瀬戸大橋を渡りました。
大雨と強風で50キロ制限。
横風にあおられ
ハンドルとられながらも
無事広島に帰ってこれて
良かった、、、
徳島、また行きたい。
やり残したことが
たくさんです。