小屋暮らしの日記 byいちの木

築50年、昭和~~な小屋をせっせとリフォームしながら暮らしてます! なるべく働かず、いろいろやって生きてます。

猪にちょっとずつ、近づいてる

 

早朝、弁当を作っていたら

人影が家の裏を通り抜けた。

罠の持ち主、M氏だ。

 

頭ぼさぼさ、パジャマにベスト姿でさっと外へ出る。

 

M氏は昨日罠を仕掛けた場所を確認している。

 

 

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これが今回使用している、くくり罠。

塩ビパイプの底板を踏み込むと

ワイヤーがはずれ

黒い鉄のバネが開いて

輪になったワイヤーを締め上げる構造。

 

 

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こうやって、獣道の途中に設置している。

 

 

 

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木の枝葉を被せているけれど

こんな怪しいものに引っかかっちゃダメでしょ、

野生の獣よ。

 

 

昨夜もイノシシは出て来ているが、

罠のある場所を避けて通っているため

こりゃダメだ、昼に仕掛け直しに来ると言う。

 

お弁当作りに戻り、

子供を送り出し、

畑仕事をしながらM氏を待つ。

 

戻り、罠の仕掛け直しをするM氏に

私は

罠の資格を取ったこと、

箱罠のある土地はうちが購入したこと、

夏の被害がひどかった、とか

解体はどこでしてるのか、とか

いつから狩猟を始めたんですか、とか

五月蠅く声をかける。

 

ウザい奴だと思われたって平気。

だって、ここで捕まえとかなきゃ

知りたいこと聞けない、

次、いつ会えるかわからない。

 

 

少しずつ、イノシシがどこを通ったか

こっちの糠を食べたのは狸、こっちは猪

狸はこれだけの量をいっぺんに食べれないからね。

こっちに出てるイノシシと

あっちに出てるイノシシは違う。

通り道がここにあるけど、お互いこの線は越えないらしい、

などなど

話してくれる。

 

畑の被害がひどいなら、駆除でみてもらえるよ、

自分の土地なんだから、

区役所の農林課に相談に行けばいいよ、

調査しに来てくれるから。

罠の免許あるから自分で捕ります、って言えばいいよ。

と、教えてくれた。

 

冬の狩猟期間はM氏がやるから

駆除をやりなさい、箱罠使っていいよ、と言ってくれる。

止め刺しには来てくれると言う。

 

 

一緒に足跡をたどって、

蹄の向きや、足跡、新しい跡か最近は使われていない獣道か

など、話しながら山を登り降りした。

 

帰り際、

「じゃ、今度解体やるときは来ますか?」と

誘ってくれる。

是非是非!!勉強させてください!!!!

 

 

 

M氏と知り合ったきっかけ、その元のきっかけは、

作家仲間との交流でした。

 

15年前、広島に住んでいた頃

その頃はまだ、バティックの染色教室やったり

作品展したり、アクティブに作家活動っぽいことをやっていた。

 

それで、ガラス作家と藍染め作家の夫婦と友達になり

旦那であり、ガラス作家の方がイノシシ駆除の仕事もしてるんだって

ということを知って、箱罠を設置してもらったのだ。

 

その時、一度だけイノシシがかかって

お肉にありつけた。

 

 

今回、広島に戻って、母屋の解体整理をすることになった時、

旦那のガラス作家が、狩猟仲間で

解体業を営むM氏を紹介してくれた。

 

そういう、繋がり。

 

 

 

数年前、その夫婦は別れてしまった。

奥さんは私より5年は若くて

ほんと、かわいい人なんだよ。

多分年の差が20歳くらいあったんだと思う。

 

旦那の方は、別れてから人が変わってしまって、

今では付き合いはない、と、M氏は言う。

彼らとつるむことを警戒しているのだと。

 

男同士の付き合いのことはわからないけれど、

きっと、皆嫉妬していただろうから、

ホレ、見たことか、と

言われようと、言われなくても

会わせる顔がない気分だろうなァ、、、

 

すごく、楽しく、キラキラとした日々であったろうから、

痛手も大きい。

その落差に耐えていけるのだろうか?

 

案外、この冬は元気にイノシシを追っていたりしたらいいんだけど。

 

 

と、まぁ、そんなこんなで

M氏と繋がったおかげで狩猟をちょこっと学ばせてもらえてます。

 

明日の朝、明るくなったら、すぐ

罠の状況見に行こう。

 

あぁぁぁ、解体するのが楽しみ~~~