いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

1984以来の衝撃

 

フーーーーーッ

フーーーーーッ(鼻息)

読み終わりました。

 

小室直樹著 「日本人のための憲法原論」

 

年取ってこらえ性なくなったので

だらだらした長文とか面倒な話しだと

すっとばして読むんだけど、

一字一句余すところなく読み切った。

 

飽きることがない!

 

知らなかった理論がどんどこ展開していくので

非常にエキサイティング!

引っ張られていきます。

 

 

 

この本はてっとり早く

日本国憲法を読む」本ではなく、

憲法の生い立ちを知る」

ための本なので

そのほとんどを西洋史に充てています。

 

単語や人名は聞き覚えのあるもの多くありますが、

その人物がなぜそれを行ったか

時代はどう流れていたのか、

ちっともわかってなかった。

 

民主主義などという西洋の概念が

なぜ日本に活用できたのか?

そこの理論展開も

あっ、

という、もう、ホント

あっ、

と言って

う~~~~~~~ん、と唸らざるを得ない。

 

人間のエトス(行動様式)と宗教の関係も

説明されており、

私もうすうす日本人の宗教心のなさ、というのを

やばいんじゃない?と思っていたので

どひゃーーーん、ときました。

 

私はつい先日、小室直樹という人物を知ったのですが

一般的に著名な方なのですか?

 

信じられないくらい凄すぎて

今、この時代に出会うために

これまで接することがなかったのだろうか?

 

時代がここまで煮詰まらなければ

ショックの程度も違っていたかもしれない?

と思わせられました。

 

 

この衝撃は

かつて、ジョージ・オーウェルの「1984」を読んで以来です。

 

これだけでかい構築物が全て、どかんと

自分の中に入ってきた感じ。

 

何度も読み返すべき本だし

子供にも読ませなくては、(あいつ読むかなぁ~)

という本なので購入します。

 

次、「日本人のための宗教原論」読み進めます。

 

 

 

 

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今日、薪ストーブで焼いたのは

ミートローフ的な何か。

 

下火で焦げるのが怖くて

野菜を敷いているのですが

肉汁が回る感じで焼き上げて、

下半分ジャガイモ、上半分肉

という配分がおいしそうだなぁーーー

 

まだまだ改良の余地ある一品でした。