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小屋暮らしの日記 byいちの木

築50年、昭和~~な小屋をせっせとリフォームしながら暮らしてます! なるべく働かず、いろいろやって生きてます。

通訳者としての心構え

通訳のおしごと

 

司法通訳者の勉強会なるものに出席して参りました。

 

司法通訳、

なんと仰々しく立派そうな肩書でしょう。

 

そして、その会場には

その名にぴったりなご面相の方々が詰めており、

私のようにちゃらんぽらんに生きてきた人間は

一人も見受けられなかった。

 

なんだかこんなところに出席させてもらったけど

場違い感、アリアリ。

 

 

 

 

今回は弁護人が被疑者に留置場で接見する、という場面を

中国語通訳を介して行う、というロールプレイングによって

通訳人同伴の接見がどのように進行していくかを

わかりやすく見せてくれる。

 

はずだった。

 

被疑者役の方は今回のコーディネーターでもあり、

司法通訳の経験が長く

日本語も堪能な中国の方だった。

 

そのため、外国人被疑者あるある、のいろんなケースを知っており、

一筋縄ではいかないタイプの被疑者を演じられながら

実際の通訳時に気を付けるべきことを話してくださった。

 

しかし、通訳人役の方は、刑事手続きや法律用語も全く知らず

この役を引き受けるのに相当しないレベルの方だったので、

被疑者役の手練手管に翻弄されて

ちょっと酷な感じがした。

 

そして、弁護人役の弁護士も

権利の説明もなかなかできぬままに

被疑者の「なんで勾留されなきゃいけないんですか?」

「私が何か悪いことしましたか?」の訴えにかかずらって

接見の流れが、思ったのと違う方向に逸れてしまい困っていた。

 

その上、被疑者役から

「弁護士がいきなり家族に電話したら、家族が驚くので

どうかあなたが電話して欲しい。電話番号は○○○○。」

という要求を通訳人が承諾してしまい、

これを通訳することなく、しばらく中国語で会話を続けてしまったりで、

弁護人には会話の内容が全く分からないため

不安そうな場面もあった。

 

え?マジ?

そんなこと承諾する?と思うけど、

このようなことは

同国人である場合、断りにくい、という意識があるためか

起こりがちであるらしい。

 

が、実は家族ではなく共犯者への連絡を手助けすることになる場合も。

また、「お前の家族に危害をくわえてやるからな。」

 などと、言う輩もあるらしい。

 

通訳人はどこから来た誰なのか

名前も居所も個人に関することは一切開示しないことになっているが

自分自身も、そこに個人として存在しないくらいの意識でいたほうが良い。

 

個人的に質問したり、アドバイスしたり

という勝手なことする通訳者もいるとか。

 

 

 

私の隣に座られた中国語通訳らしい方が

通訳者という仕事ついて

いろいろと発言されたのがお役立ち情報だった。

 

例えば、メモ取りの方法や速さについて。

 

メモ!!!ほとんど取ったことないわ!!!

 

これまで、私は発言を聞き

言わんとすることを把握する、という作業に集中しており、

訳して口から出したら

その瞬間に内容を忘れている。

 

相手が私の発言をメモってくれてるんで

それでいーのだ、と思ってた。

 

メモは短期記憶を補助するためだけのもの。

それでも聞き取りに集中してられないので

思考が阻害されるように思うのだけど、

通訳者のメモ取り、ノート・テイキングの方法

についての動画なんか見てみると

数字や記号とか図、略語を書いてきっかけだけ書き留めればいいんだね。

 

へぇ~~、すごい、そんな方法があるんだ。

びっくりしたところ。

 

ま、これまでそんな数字や単語に厳密な逐次通訳やったことなかったもんね。

 

大変だけど、回数こなし、自分なりの工夫をしながら慣れていくものらしい。

 

 

 

私のレベルだと

インドネシア語→日本語はきれいに訳してるふうだけど

聞き洩らしが起こりやすいし、

日本語→インドネシア語だと

十分理解できて聞き漏らしもないけれど、

まだまだ、日本語に引きずられて文法的におかしくなりがち。

 

でも、これはロールプレイングしてた通訳者の方にも共通であった。

日本語に訳したときに

不足感、言ってる意味が的確に伝わらない感、がある。

 

 

 

 

最近やっている勉強法、

ラジオニュースを聞きながら書きとること。

何度でも聞き直せるし

スペル忘れてるところにも気づくし

正しい文章にも慣れてきて

自分でも自然な文章を作ることが楽になる。(多分)

 

これで、構文の弱さを克服できたらなぁ~~

 

 

いやぁ~~

通訳の仕事って、やっぱすごい人はすごいし

大変なんだね~~~

 

今後、どんな仕事をいただけるのか

先は不明ですが

難しいお仕事にもひるまない、(会議とか)

デキル通訳者になるべくスペックあげていこう。

と、開眼した次第です。

 

 

今更ですが。