スーパーに置いてもらえないレベルの野菜を売っている(規格ハズレ)
しかも、スーパーと変わらぬ値段で、
という具合のJAの市場へ買い物に行って参りました。
高い、高い、といつも文句垂れていますが
間が良ければいい状態のものを買えるし、
近所のスーパーにはない
ちょっと珍しい野菜が手に入る。
ささげを買いに行きました。
昨日から気になって仕方なかった
インドのささげ炒め蒸し料理を検証します。
ささげ、インドネシア語ではカチャンパンジャン
訳して長い豆。
良く食べます。
ささげと材料たち
ささげはこれ以上育つと黄緑がかってきて
さやがぼそぼそしてくるのが好きでない。
丁度好きな具合のを買いましたが、
一般にはもっと育った方が
中の豆も育っておいしいのだろうと思います。
コリアンダー写真に入り損ねた、
普段、粒で買って、胡椒挽にいれて使ってます。
どうやら、インド料理は
マスタードシードを油に入れて弾けるくらいまで
加熱することから始まるらしい。(多分)
マスタードシードを持っていないので
これも買ってきた。
インドネシア料理に慣れている者にとっては
料理の出来上がり写真からして
にんにくとエシャロットを塩と一緒につぶしたペーストを
熱した油にSeee------nnnと、放ちたくなるのだが、
がまん がまん
今日はインド料理なんである。
nyonya-c 生まれて初めて
マスタードシードを炒める。
それから、だいたい書かれている通りに
材料をフライパンに加えていくも
アサフェティダなどという今後使いそうもないスパイスは無視して、
カレー粉を加えることとする。
ざっと混ぜ合わせた様子。
さぁ、ここで蓋をして蒸すのです。
こんな状態にパイ皿で蓋をして
この皿の中に半カップの水を入れる。
2分程したら
蓋の上の水にあぶくがでてきた
そうしたら、
なんということでしょう?!?!
フライパンの中では じゅわっ じょわっ 、と、
熱したフライパンに水滴を落とした時のような
あんな音が聞こえてきた。
火力は中火
パイ皿の蓋からは水蒸気が昇っているが
それが、フライパンの中に入っているかどうかは不明。
しかし、音はますますにぎやかになり
ぱちぱちと水と油の飛び散る音がする。
途中で気になったので
蓋をずらしてみましたが、なかなか難しいね。
お湯の入った皿がピッタリのってるから。
出来た様子。
どうでしょう?
まずは水っぽさがない。
しかし、焦げてもいない。
素材の中の水が出て、嵩が減りました。
味見をしてみると、
これはっ、インド料理屋さんで出されるみたいな味!!!
まさか私が作ったとは思えない。
ああ、そうだった、レモン汁ちょろっと加える。
さらに美味い!
味見が止まらない!!
見た目非常に地味ですが
実に、大変に味わいのある、いろんな味のする一品です。
短い時間でスパイスが野菜としっかり一緒になっている。
塩を入れただけなのに、野菜が甘い。
爽やかなのはレモンのせいだけじゃない。
苦み少々。なんか複雑。
噛めばクミンの爽やかさが鼻に抜ける。
結果。
この蓋の上に水を置いて水蒸気を発生させるという方法が
本当に蒸しになっているのかどうかは
わかりません。
でも、ささげはおいしく調理されました。
今日の晩御飯。
- ささげのインド風炒め蒸し
- 蒸し鶏と青紫蘇の和え物(ゼラチンとろとろ)
- おおざっぱな青椒肉絲
- ごはんとみそ汁
という、和、印、中が並ぶ献立であるが
どれも夏のごはんにぴったりな自画自賛のおいしさです。
私の料理に新しいページが加わった。
他の食材でも試してみます。
インド的炒蒸調理。