いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

空芯菜とテンペの炒め

 

昨日、JAの市場で購入したものの一つ

空芯菜

インドネシア語ではカンクン(kangkung)。

チルド保存している発酵過多テンペと合わせて炒めます。

 

tempe busuk=腐ったテンペ、といって

黒くなるほど発酵したテンペを調味料として使ったりする。

今回使うのはそこまで発酵してないけど

味噌っぽい味がし始めている。

 

空芯菜はこういう発酵過多テンペ以外にも

エビを発酵させた調味料(terasi)や干し塩魚のような

ちょっとクセのある臭い奴との相性が良い。

 

一袋100円。

固い茎は食べられないし

炒めたら随分と嵩が減る。

一袋では絶対満足しないので2袋買いました。

 

 

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葉の部分と、細い茎、食べられない所に分ける。

親指と人差し指でつまんで分けます。

包丁使ったら柔らかさの加減がわからないからね。

 

 

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空芯菜は鉄分の多い野菜なので

つまんだ指先、爪のふちが真っ黒になります。

の、はずが、そんなでもなかった。

日本のは鉄分不足か?

 

ジャワの人は空芯菜や、ナスもそうだけど

食べると怠くなるよ、と言う。

そうかな?感じないけど。

 

買う時は気付いていなかったけれど

2袋のそれぞれ、生産者が違い

葉の形や厚みが違いました。

 

 

 

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幅のある丸みのある方が肉厚で食感がもっさりしそう。

左のものの方が柔らかくておいしい。

 

柔らかい空芯菜は、カンクンアイルといって

畑ではなく池いっぱいに栽培されている。

蓮根みたいな感じに。

 

日本で栽培する時にそれは無理でも

水気の多い土地に植えた方がおいしくできます。

 

 

使えない部分も、水につけておくだけですぐ根と茎が生えてくるので

上手く畑に植えて増やすことができます。

 

 

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花がついているものだったら

花瓶にさして、咲かせるのも楽しい。

 

 

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画像ちっさ。

インドネシアに住んでいた頃

こうやって楽しんでました。

 

 

では、調理に入ります。

調味料の用意をば、

 

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味付けは塩を加えてつぶしたにんにく。

本当はエシャロットも一緒につぶして使う、

これは必須です。

でも、ない物はしょうがない。

もっとペースト状になるまですりつぶすんだけど

普通の皿と包丁の柄でぐいぐいやってるので

こんなんでもいいよ。

 

 

ちぎったテンペと、

他、干しオキアミと赤唐辛子、オイスターソース。

 

フライパンに熱した油の中に

にんにくペーストや唐辛子を放つので

換気扇ガンガン回しておかないと

部屋中に臭いが充満するしくしゃみでる。

 

にんにくペーストをじゅわじゅわと炒めたら

後は普通に炒め物の手順で。

 

 

 

 

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kangkung cah tempe でけた。

 

豚の味噌煮と一緒にお昼ご飯でした。

 

 

 

さて、あまった空芯菜の茎

どこに植えようか。