東京へ行ったからには
勿論、東京の街も歩いて参りました。
高校時代のお洒落大好き、女っ気たっぷりの友人が
私のリクエストに応えて連れて行ってくれたのは
吉祥寺界隈。
駅から出たら丁度テントを張っての雑貨市イベントが行われており
それがドンピシャ彼女の好み。
昭和の戦前戦後あたりのちょい古物。
私に解説してくれつつ、早速なんやかんや買っていた。
実は、この秋に広島で古物市があるから、そこでテンペを出さないか、
というお誘いを受けていました。
しかし、どんなイベントなのかいまいちわかっておらず、
時間的に準備も難しそうなので見送りとなりました。
はーはー、多分こーゆう事なのね。
なんかお洒落なのね、こーゆうのが、最近。
このテの物、
うちの小屋にも祖父時代の似たようなのが転がってます。
いつかフリマに出そうと思いとってあります、
が、相場がわからず値段つけが難しいよなぁ~
沢山これ系雑貨を見れて勉強になったわー。
この日、東京は久しぶりに晴れ
半袖で歩ける陽気、たくさんの人が街にあふれていました。
歩き疲れた吉祥寺、
そろそろお茶でもしようよ、と入った台湾レストラン。
写真を撮っても良いけど、
あまり大っぴらに撮らないように言われた店内の図。
ここの内装が私の小屋の構想にとても近い。
素材使いとテクスチャー、色、
天井の電気コードや碍子がむき出しな感じ、
おまけに青絵磁器のかけらがセメントの中に埋め込まれていて
やりたいことにあれもこれも近い。
夏休みに瀬戸内の島でハマった
この情景がもとになってます。
小屋の構想を練りながら
ハッピーアワーで飲むビールと焼き小籠包、
ああ、至福ーー。
それから、小屋関係でやりたいことに近かったのが
植物わさわさ。
吉祥寺のアパート。
一階がギャラリーになっててお洒落でしたわ。
通り過ぎただけなのだけど、ここのお店群も面白い。
が、あいにく定休の水曜にてウィンドウから覗くだけでした。
青山のレストラン。
前を通っただけ。
青山は若い時分お洒落だと思っていて、
中でもスパイラルビルが良いという印象が残っていました。
しかし、今回訪れてみてもピンと来なかった。
確かにこだわりのモノがいろいろとあったけれどね。
植物わさわさといえば広島の花屋さん
フローリストやぎ
ちょっとこの写真じゃ何のことかわからないだろうけど
実際見ても何が起こったのか?!?!
って感じですから。
遠くから見たらこの様子。
何しろ草花が店の中と言わず軒先と言わず裏と言わず
あふれまくっているのです。
ここまでは大きく無理だけど
このような生命の躍動感は是非欲しいところ。
で、話戻って、高校時代の友人と、
さらにぶらぶらして
最後に行ったのは下北沢。
面白い街だった印象があって行ってみたんだけど
もう夜だし、これから飲もうという若者でいっぱい
場違い感あれど裏道を探ってみれば、
スペインの国旗を使った看板発見!
バルじゃーーーーん!!!
有無を言わさずここにしよう!と友人を誘って中へ。
店の雰囲気良し
料理もワインもおいしい~。
はぁ~~、東京に来たって感じ~~~~
思い出の中のスペインは
雑な土臭さが好ましい印象が残ってるのだけど
ここの料理は丁寧で、大人っぽかった、
でも、それが今の自分には嬉しい。
インドネシア料理も食べておこうと
一番評判の良い、目黒のチャベに行きました。
これはインドネシアそのまんまと言ってもよい空気だー。
しかもちょっと古い。
私が行き始めた90年代初め頃の雰囲気。
料理の味も、あちらそのまんま、って感じでした。
じゃーーん、ちょい出し、弟の奥さーーーん。
見た目だけでなく性格もかわいいーーーー。
美人とデート、
これまた東京の至福ーーー。
これ、だいぶ食べ進んだところで撮ったので
料理がいくらも残ってませんが
Nasi Ramus いろいろのっけプレートランチ。
テンペムンドアン(衣をつけた揚げテンペ)ものっていて
彼女も「これ、何ですか?チキン?すごくおいしい」と言っていた。
やっぱ、テンペいいでしょ!!!
よっしゃ、テンペ、やるで!
具体的にどーゆう風に、かは手探りだけど。
やる。
今回、若い頃一番徘徊した新宿には寄れませんでした。
歩いてみたらどう感じたんだろう?
今の自分と合わず、終わっていたのか?
新しい顔を見せてくれて、さらにエキサイティングになっているのか?
東京の旅の中
古い友人たちとたくさん話す中
見えてきたのは
小屋を形にすることでした。
ここを拠点に
ここから発信すること
それを続ける事
それが行先かどうかは気にせず
そちらに向かってばく進するのみ!
な気分です。