前回の続きです。
ヨーロッパにおけるオルタナティブ教育発生の経緯、
アメリカにおけるフリースクールの発生と機能
日本でのオルタナティブ教育、これまでの試み
などの記録に基づいた考察は面白かったのですが、
さて、ではオルタナティブ教育は何を目標としているのか
その言葉の定義付けについて明示する段になり
突然、私は置いていかれた気分になりました。
その定義を
非軍事による「平和」理念を教育理念として、国家などに管理を受けた伝統的な教育を行うのではなく、独自の教育方法やプログラムによって、子どもや家庭のためにデザインされた教育
とする。
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ、
アンタ、ひとん家の子供どこに連れてくん?
すっ飛んでない??
子供を心酔させて兵隊に連れていくような教育にはNOと言うけれど
それを反転させたものにもNO。
強いて言えば目標なんていらないし
ましてやご指導なんてしていただきたくないわ。
教育者にとって実験的実践であったとしても
子供の親の立場からすれば
我が子が実験材料になることは嫌です。
誰もが口を揃えて
子供の本来の能力を伸ばす、とか
子供の興味の芽を摘まない、とか
言う割には、当の子供がそっちのけになってない?
などなど、と
書きっぱなしのまま後回しにしていたら
この写真が面白~~~い
コラージュかと思っちゃった。
そろそろオルタナティブ教育に関しての書き物
まとまりそうです。