いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

ジョグジャでわたしのこれからを考えた

 

 

誰もが思っているんじゃないかしら?

気付けば年末ギリッギリ!?

私も あらあらあららあ~~~??

ってなっております。

 

街に活気がなく

なんだか華やかなクリスマス気分も

正月を迎える慌ただしさも

全然??な感じです。

 

 

 

11月は働かないぞ宣言は12月も続行中

なので、たっくさん遊んだ。

イノシシ捕ってレバーペースト作ったり、

毛皮をなめしたり、

輪行袋自作したり、

それに入れてクロスバイク持って遠出したり、

あれもこれも!!

書きたくて書けていない話がいろいろとある!

 

のだけれども、

今年は久しぶりにジョグジャへ行ったので

その事だけは年内に書いておきたい。

 

 ついつい長いです、今日の話。

 

 

インドネシアジョグジャカルタ

9月の後半から10月にかけて約3週間

ほぼ無目的短期滞在してきました。

ま、一応用事はあったけどね。

 

泊ったのはいつものお宿

 

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今回は荷物を広げたいので広さ優先してちょっとお高い部屋。

 

写真で見ると綺麗そうだけど

タオルは臭いし、部屋の芳香剤も臭いし

お湯は満足に出ない、という昔ながらのホテルです

が、

この宿が好きな理由はプールーーー

 

 

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まぁまぁの広さがあって

形が四角くないのがいい!!

そして、周りにたくさん木が植えてあります。

 

 

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マンゴ、ヤシなど果物の木も多く

ちょうどスリカヤが生っていました。

 

昼間、観光客は出掛けてるので

貸し切り状態になるのよねー

で、ジョグジャに住んでた頃はよく泳ぎに来たもんです。

 

 

なにしようかなぁ~~~

とりあえず友達に会おう、ってことで

 

 

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近所の外人向けレストランで

お互いの近況報告。

 

若く、安定した職にも就かず、(今もだけど)

気ままに生きてた時代の友達

お互い白髪の目立つ年齢になってるけど

自分のしたいこと続けていたら

それなりに仕事になってきた。

 

引き立ててくれる人もいて

あんな仕事もあったよ、こんな仕事もしたよ、

今後こんな仕事がある予定、

嬉しい報告、ホント嬉しい、

年はとるもんだね

形って出来て来るもんだね。

時間がかかるけどさ。

 

たくさんのインスピレーション

ピカッ ピカッ と繋がって

これから自分はどこへ行くのか

前を見る刺激になった。

 

 

友達の作っているバティックは

一点もの、手描きの服地としてのオーダー品。

かつてと違い、現在の国内バティック産業は盛況だ。

ベースにインドネシアの国自体の景気が良いこともあるだろう。

昔よりずーーーっと実体経済賑わってるし

人々の表情にも余裕がある。

やっぱりジョコウィのおかげじゃないかしらん。

 

あ、そうそう

かつての日本もそうだったけど

人口が多く、労働世代が多いとそれだけで経済が上向くのだとか。

インドネシアはその人口ボーナス効果がある国だってこともあるけどね。

何かが水面下で活動している恐ろしさは感じるけれど

随分と住みやすい国になったなぁ~~、と思います。

 

 

実はジョグジャには

置きっ放しになっている荷物があって

それを整理して引き払う事が滞在のひとつの目的だったのね。

ごちゃごちゃといろいろ残してたから沢山ゴミに出した。

 

で、荷物整理をする中

かつて自分が何を求めてここにいたのか

振り返る作業にもなった。

整理をしながら

何をあきらめるべきか、

まだ続けそうなことは何か、

なんてことを考えていた。

 

中途半端で放ってたもの

ストックしたまま忘れてたもの

いろいろ出てきましたよーー

 

で、そんな材料でちょっと作りたいな~

と、以前型押しバティックを頼んでいた工房を訪ねれば

ここも健在、景気上向きで生産を続けていました。

 

 

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何にする予定だったのか忘れたけど

化学染料で紺に染めた布が出て来たので

上から型押ししてもらいました。

普通やらないことだから

「こんなのじゃ柄がちゃんと見えないよ」

って怪訝そうだったけど、いいの、それで。

 

 

また別のバティックしてた古い友人にも会った。

今では他の仕事でなかなかの成功を収めているが

最近またバティックを作り始めたと言う。

蝋描きを近所のお姉さん2人に頼んで毎日やってる、

という事で、

置きっ放し荷物の中にあった白生地とチャンティン持参して

ここに加わらせていただきました。

 

彼は昔から草木染めをやってたんだけど

今はもっと状況が良くなっている。

この家で草木染ワークショップやったりして

染のコミュニティを広げたいなーーなんて語ってた。

 

 

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その家。

自分で考え、材料を調達して施工した

ユニークなお家です。

 

街中のホテルからバイクに乗って彼の家へ、

滞在の後半はほぼここで蝋描きしてました。

それって、たぶん、10年ぶり!!!!

 

田舎道をバイクで走っていると

とても不思議な気分になる。

随分と時間が過ぎたはずなのに

全然違和感がないのだもの。

これは空港を降りた時から感じてたことだけど。

 

本当にジョグジャに居ることって落ち着く。

自分らしく生きてていいんだ、って感じ、

大げさでなく、ごく自然に。

日本でむちゃくちゃ無理して生きてる訳でもないんだけど

ジョグジャにいるときのリラックス感って、本当に、楽。

 

そしてマグリッブを迎える前には片づけて

バイクに乗って街中の宿に帰り

 

 

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埃だらけの疲れた身体でどっぷーーーん

夜8時までプールで泳ぐ

ああーー至福のときーーー

 

 

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部屋から見える

月とプール

目の御馳走

 

 

そんなこんなで

時間があっという間に過ぎていき

今回は他の街に行くこともせず

バティック三昧のジョグジャ滞在となりました。

久しぶりにご飯食べるのめんどくさい程集中した。

 

 

そして

やっぱバティックやりにまたジョグジャに来たいので

道具いろいろと置いてきた。

 

引き払い未完了~  ははははは

 

それで良かったのか???