下関から帰ったら
秋が深まっていた
ゆずが黄色味をおびてきた
ウルシの葉が赤い
蚊がほぼいない
出かける前に刈られた草たちは
そのままいいこにして短いまま
秋のこのぐらいの時期から
春に花粉が飛び始めるまでが
外仕事に精出せる時期だと知り
一年のまわるサイクルがつかめてきた
ってことは、
花粉飛び始めて蚊が死ぬまでは
インドアで涼しくだらだらしててもいい
ってこと、とする。
ばね指が再発しているが
だましだまし畑仕事を楽しむ
数年前には硬かった土地が
鍬を入れればほくほくの土
年々受け入れてくれそうな
植えていいよ、って言ってくれてるような
期待させる土地に変わってきた
台所にころがっていた
小ぶりの里芋を一個植えてみたところ
これだけ増えた
じゃがいもは春の取り忘れ
おでんに投入して食べてみたら
みずみずしく美味
掘り出して台所に置いてたら
干からびていくばかりだが
土の中ではこんなに美しく生きたまま
土世界は不思議だ
イモ類は優秀
増えるふえる
厳しい時代はこれ食って生き延びるんだ
だって、ここは食べ物を作るために
祖父が戦後に開拓した土地だもの
これからは私が継ぐのだ
里芋跡地を広く耕し
ニンニクを植えてみることにする
業務用スーパーで買った
大ネット入りの安いにんにく
くーねるさんが植えて増やしてたから
真似して。
ここでもできるかなぁー?
と、期待して。
他、少しだけど
前に山口の道の駅で買った地元産のにんにくも
種にして、別の場所に植えてみた
増えるといいな
私の料理はだいたい
ニンニクを刻むところから始まる
土世界、どうかよろしくお願いします。
コロナ2年目も暮れようとしている
だいぶ畑と山と仲良くなった
来年はもっと仲良くなれるはず
人とはだいぶ
合わなくなったけど