いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

わかったつもりじゃダメじゃん

 

言葉が通じない、というのは

なかなか楽しいものです。

 

お互いに悪いことしないよ

という意志表示に

目をくるっとさせ、眉を上げ

身振り手振りでなんとか話を伝えようと、

できれば共感を得ようと一生懸命努力する。

 

あーっ、わかった!!

って感覚の快感っていーもんです。

 

はなから分かり合えないと思っているから

マイナスから始まっている関係だから

プラスに振るのは案外容易。

性格の悪い奴相手でなければね。

 

バックパッカーやってて

言葉の通じない国を旅する面白さって

こんなところにもある。

 

言葉は通じてないけれど

言いたいことが通じる。

 

伝えたい事にしたって

そー難しいことじゃないしね。

 

これ食べたい、

ここ泊まりたい

トイレどこ?

 

が、

 

昔、スペインへ行ったとき

バスに乗って南に下ろうと思い

チケットを買うため窓口に並んだ。

 

でも、私の番になると

窓口のおばさんは「オンセ キンセ」と言って

私にチケットを売ってくれないのだ。

他の人はずんずん買っていく、、、

確かに並ぶ場所は間違えてないはずなんだけど、、、

 

しばらくして人が並び始めたので

再び挑戦するも「オンセ キンセ」

でチケット買えず。

 

3度目の挑戦だったろうか

またもや「オンセ キンセ」だが

今度は時計を指さしながらのオンセキンセ。

で、チケット購入できた。

 

そう、このチケットは10時15分から発売するよ

って、意味だったのだ。

 

ふぇーーーーーっ、えっらい疲れた

 

もちょっと早く時計指さしてくれたら

気づいてのたかもしれないけど、

なんにしても言葉が通じないというのは

確かなことがわからない、ということなのだ。

 

という訳で

 

正確さが求められている仕事とか

考え方、ってのが重要な仕事とか

ニュアンスを伝えたい、とか

相手がわかっているかどうかの確認とか

そーゆうシビアな事柄の意味が共有できてないって

とっても問題じゃないんですかね?

 

わかったつもりじゃダメだよね?

 

あ、やば、私

ちゃんとしようとする日本人やってる。

 

ドン・キホーテのピアス (13) どうしてニッポンはこんなに便利で息苦しいのか?

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まー、細かなことを言えば

国民性も違うから

こちらの思うように受け取ってもらえないなんてのも

よくあるハナシだし

 

正しく

ナンテのは存在しないのだけど

 

 

ということで

 

この話

煮詰まってきたので

これにて終了。