いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

検証箱罠:扉は落ちても獲物がいない件

 

タイトルのごとく。

 

朝、箱罠を見に行くと遠目に扉が落ちている。

しかし、生き物の動く気配がない。

近寄って中を見ればカラッポ。

 

冬にもこんなことがあった。

 

さて、

原因はなんだろう?

 

 

 

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これは、箱罠の天井から撮った写真。

 

糠を山の様に盛っていたのだが

そこを狸が踏み踏みしていた。

イノシシが中に入った形跡はない。

 

ワイヤーが覗いているので

これに引っかかったのではないか?

と、思われるが、

中に獲物が残っていないのは、なぜだろう?

扉の落ちるのが、獣の出ていくよりも遅い?

なんてこと、あるんだろうか?

 

狸はあまり糠をたくさん食べられないが

悪さをするのは好きらしい。

畑を耕して、柔らかい土を均しておくと

たいていド真ん中に狸が横切った足跡がついている。

 

で、糠が箱の外まで蹴散らされているのがわかる。

 

 

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これは、箱罠のサイド側、外から撮った写真。

 

糠が散らかって、獣の足跡がついている。

 

糠に惹かれて外から鼻先を突っ込み

ワイヤーに触れて仕掛けが落ちた、

とも考えられる。

 

たいてい、箱周りには掘られたような跡があるのだ。

中に入らずに糠を食べたいのだろうと思う。

 

 

この足跡、狸だよね?

隣家のデブ猫ではないよな?

飼い主が捕まってるのを見つけて逃がしたとか。

 

 

どのような理由にせよ

嫌な景色だ。

 

この事をイノシシが知らなければ良いが

知っていたら警戒して

しばらくは箱罠に近寄らないだろう。

 

 

 

まだ使える糠を集めて

地面を綺麗に掃除して新しい土を入れ

扉は落ちないように固定して

入り口付近に糠を置いておこう。

 

安全な餌場だと思ってくれますように。

 

M氏は毎日来るわけでなし。

 

聞かれたらテキトーに答えておこう。