まだまだ行ったところ。
「信号も家も対向車もないから」
「タイマグラは日本で一番最後に電気が通ったところだから」
と、聞いてはいたが
何度か「ここは何のために敷いた道路なの?」
と、聞いてしまう程
山の中に延々と舗装道路が続く。
しかし、この道も登山シーズンの週末ともなれば
車だらけだというから信じられん。
岩手紅葉ドライブツアー
なんの木だろう?
広葉樹ばかりでなく針葉樹も綺麗な黄色になっている。
山全体が紅葉してオレンジの三角が連なる。
訪れる前日まで台風が来ていたので
だいぶ紅葉が散ってしまった
と、友人は残念がってくれたのだけど
それはそれでカラフルな落ち葉のじゅうたんを残してる。
しかし、
登山道入り口に近づくと
道が凍りあられが降るという天候急変!!
冬の入り口の気分も味合わせてくれた早池峰山。
運よく凍結は数100m程で車が滑ることなく
無事ちほさん宅に到着。
確かにすごいところだったね。
かわいらしいやかんがのった薪ストーブ端で
カスタードと山栗のダブルクリームシュークリームをごちそうになる。
持つべきは顔の広い友人
ありがたや~~
かねてより、ちほさんの話を聞いていたので
ブログチェックして
その手作りの暮らしに感嘆していたのです。
たまに森へ行く、んじゃなくて
暮らしてる、んだからね。
ここのストーブも時計型!
いや、たまご型というのかな?
兄弟じゃん。
ストーブのこと、古道具のこと、ここでの暮らし
竹もイノシシもこの辺りにはないものだったそうだが
ちほさんの畑にもイノシシが出るようになったのだと!!
柵はしたくないけど、しないとしないとやられる
ど~しよう~~
やはり頭を悩ましているそう。
ちほさんの作った小屋。
以前、機織りをしていたのでその道具が置いてあるという。
で、布作りの話になる。
布、作るの大変だよねーーー
でも、いつかまた再開したいよねーーー
話は尽きないが旦那さんの工房も見たい。
桶正さんという桶職人なのだ。
以下、工房写真
桶を作るための道具が
工房の奥にびっしり並ぶ
はぁーーーーー、、、いい光景
見飽きん。
この桶はどこそこの祭りの注文によるもの、
てみは桶正さんのコレクションなのだが
地方によってこれこれの違いがあって面白い
呼び名も地方によって違うね、とか
いろんなお話および説明してくれていたのだが
物を見るのと写真撮るのに気を奪われ覚えておらず。
最近できたのが味噌桶、
と見せて下さったので、
それを下さい、と言ったところ
やはりそれも注文の品なので送り先があるのだという。
なんで、同じの注文しました。
この冬は杉の桶で味噌仕込んじゃうよ。
味噌作りはまだ2回目だし
いきなり木桶、やばいことにもなりそうですが
楽しみじゃーーー
作業場を出て行った飼い猫がちゃんと家に戻ったかな?
と、心配して顔を出す桶正さん。
この方が作った桶
ね、使ってみたくなるでしょう?
帰り道にはタイマグラを見渡せる場所で写真タイム
広ーーーーい牧場を通ったり
民話の里、遠野の村を通って車窓観光。
土地と建物の関係がとてもいい。
どの家にも小屋があって、
トタンで囲われた倉庫、それだけ、の風でなく
広く窓をとっている。
その窓の感じが印象に残る。
岩手って土地がのびのびしてる
雄大
これはバイクで走ると気持ちいいよね、
寒くなければ。
友人とは
車中あれこれとりとめのない話をしたけど
がっつりのんびり工房へ立ち寄るってのはお預けで。
めんこい奥さんとも、もっとおしゃべりしたかったのに、
ちょっと岩手の旅、欲張りすぎたかな、
ま、いいや、いつかの次回に
楽しみとっておこう。
若いころ、お互い何者でもなかった頃に出会った友人って
嗅覚だけで、面白い奴、って印象に残ってる。
そして、そーゆう奴は20年たった今でも
やっぱり面白く生きてるし、
結構自分のしたいことで食べてるんだよね。
今、周りを見てみれば。
あ、私は相変わらず、何者でもないけど、、、(汗)
これにて東北の旅はおしまい。