いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

ぶりさばく

 

 

ぶりが来た。

 

去年は親の兄弟が2人も亡くなり

喪中であるがブリは食いたし。

 

 

 

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でかい  重い  ウロコがたっぷりついている

そして、 内臓が入っていた。

 

内臓を抜くことを予想していなかったので

腹を開いて無理やり手を突っ込んで引っぱったら

途中で切れてぬるぬるのなんか悲惨なことになってしまった。

アジのようには簡単に抜けないのね。

 

包丁入れて大きなエラと千切れた内臓を抜き取り

血合いを歯ブラシでかき出し

ウロコだいたいとったら室内に移動。

 

 

晦日の広島は寒かった。

テンション高く挑んだ仕事ではあるが、

外での水仕事は寒いっ、てより痛い。

水様鼻水がたらーーと流れる。

急いで急いで作業する。

 

室内は室内で

薪ストーブをがんがんに焚いて暑く

あわあわあわあわ 身がいたむ、と、焦りながら

3枚におろして柵取り皮引き

 

 

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 まぁ まぁ?

皮引き面白い!!

引き終わって裏返して成果を見る

じゃじゃーーーん

 

向こうに見えるのは

下手くそな腹骨削ぎの成果、

波打ってます。

 

 

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ぶり刺しでけた

 

 

見よ、このセンスのない盛りつけを。

魚一尾丸ごとを捌いてみたかっただけで

ものすごく刺身好き、ってわけじゃないので、ヘタくそ。

 

結果、

頑張って研いだボロ出刃包丁はよく切れました。

下手でも包丁が切れるので身を崩すことなく

歯ごたえのあるこりっとした刺身は美味しかった。

 

皮引きには、20代の頃から使っていた牛刀包丁がちょうどな使い勝手だった。

動画学習の成果もあって、骨と身の関係、包丁入れるところもだいたい分かった。

まだまだですが、

場数増やせば捌くのは上手になるはず。

 

 上手く出来ないことほど

次回への挑戦意欲が湧いてきます。

 魚料理のレパートリーも増やそう。

 

 

今後、頭付きの魚一尾を見かけたら

買うべし!

です。

 (面倒臭がるべからず)

 

 

 

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朝起きたら雪でした