いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

へいわちんすこう

 

 

 

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平輪ちんすこう

 

 

ちんすこうをもらった。

 

鳥取県智頭町にある新田サドベリースクールの映画

「屋根の上に吹く風は」が横川シネマで上映されました。

その流れで「自由な学校作りとそのリアル」

というイベントが土橋にあるハチドリ舎で行われたので行って来ました。

 

そこで相席になった人に、ちんすこうもらっちゃった。

 

私の席は同じくらいの年齢の女性3人になって

他の2人は保育園勤務と特別支援学級勤務ということで

子供の教育について現場で日々、もんもんと考えている人たち。

私はといえば、かつて子供をオルタナティブスクールに行かせていたので

学校とはどんな場であるのが良いのか、ということについて

いまだにもやもやと考えています。

 

イベント終了後もあれこれおしゃべりが続き、

教育から人の行動心理、政治のことやらたくさん長々話してました。

 

子供の教育について考え始めると

まだまだもやもやするばかりなので、

今日書きたいのはこのちんすこうのこと。

 

 

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デザイン良し、包装もしっかりしてる

 

これ、その方が近所のギャラリーでやってたやむちん展で買ったそう。

 

「お土産にもらうちんすこうって、なんか美味しくないでしょ。

でもこれは美味しいんです。

あと、中にこれを作っている人のメッセージが書かれた紙が入ってて、

その話もいいの。」とのこと。

それで、出会った人に分けてくれているらしい。

 

先日は、同じ映画館で上映中の「香川一区」を見に行き、

トークのために来場していた監督さんにもお渡ししてきたそうな。

 

 

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これが中に入っていたメッセージ。

 

引用したりまとめて書いたり、という

脳みその余力が今ないもんで

写真拡大して読んでくださる方がいたら大感謝です。

 

「美味しいお菓子なので、多くの人に食べてもらいたい」

このお菓子作りを現在の製造者が引き継いだ経緯、

それと同時に、これを作った人についても知ってもらいたい

基地の島、沖縄に住む人としての思いが書かれています。

 

これいいなーと思った、昨日友達になったばかりの彼女は

出会った人にお菓子を配る。

それを食べた私も、誰かにプレゼントするのにこれいいなー、と思う。

 

 

これって社会運動のひとつかもよ?!

丁寧に作られたものにほっこりしながら

先入観とか拒否感忘れて、話のきっかけに心開いてもらう。

 

かねがね街頭演説とかデモとかポスターやチラシも

日本では逆効果なんじゃないかな~??と感じていたので

こういうソフトなきっかけってありだな~

と、思った次第。

 

そして、ちんすこうは本当に美味しかった。

素朴で、コクがあって、甘すぎない

落雁よりしっかりした食感。

ゆっくりと煎茶を入れていただきました。