上野発23:21初の急行十和田3号が
仙台駅を過ぎてしばらくしたところで急停止し、
この本の中心人物である作家たちは
吉里吉里人を名乗る少年警官に
不法入国者として拘束される。
というあたりまでが昨日読んだところ。
作家自身も東北地方出身者であるため
だんだんと吉里吉里人に共感していきます。
吉里吉里国では昔ながらに田は手入れされており
お米の味、牛乳の味がしっかりして、
食は自給自足している、とか
吉里吉里紙幣は木版の手刷りで
兌換券であるため金と交換できる、とか
地熱発電でエネルギーも自給していたり、
取材に飛んできた報道のヘリコプターを
セスナ機から猟銃で攻撃したり、と
物語の骨は大変好みなのですが
その進行の足をひっぱる数々の描写が苦手。
作家のコンプレックスについてあれこれしつこく
いろんな角度からつきることなくしょっちゅう書かれているし、
吉里吉里国語の解説は面白いんだけれど
長い、、、、
いちいちこの作家は下品でエロい目線で物事みるし、
吉里吉里国旗をストリッパーが股の間から出してきたり
吉里吉里国国歌のしめが
男性器と望みはァ大きくて
女性器と思慮はァ練れでえんだちゃ
って、あーた
昭和の男性作家ーーーーってノリに
うへぇぇ~、となりながら読んでいます。
エロは嫌いじゃないんですけどね、、
どうも女性としてはセクハラ系のエロといいますか、、
この小説読みづらい、、、、
しかし、故菅原文太さんの是非とも映画化したかった話なのですから
頑張って読みます。
やっと、168ページだよ、、、