いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

フライパン一枚の身軽さ

 

熊を放つ〈上〉 (中公文庫)

熊を放つ〈上〉 (中公文庫)

 

 

ミニマムな暮らしで思い出した、この小説。

 

2人の青年がバイクに乗って旅をする。

かばんの中にはフライパンが一枚。

 

ベーコンだかソーセージをフライパンで焼いたり

次の日は川で釣った魚を同じフライパンで焼く。

そのフライパンは洗わないから

いろんな味がついていて

万能調味料なんだ、

みたいなくだりがあったように思います。

 

そのフライパンって、油がかばんのなかにたれないのかな?

ヨーロッパは寒いからバター固まるのかな?

ごみつかないかな?

男の人だから細かいこと気にしないのかな?

って読みながら疑問だった。

 

こーゆうばかばかしい感じ、好きだなぁ。

 

男の人ってばかみたいなこと

楽しそうにやってるの、

女から見たらうらやましいんだよね。

 

アナーキーであること

プロダクトをやたら身に着けないこと

そーゆうミニマム、かっこいい。

 

この身軽さって

この年齢特有でもあるよなー、って

はるか通り過ぎた身としては

懐かしく思い出したりするのです。