昨日の流れで今日も自然農法について考える。
農を生業にする、というのは
どうも自分のやることじゃないと思っています。
売れるほど作る、のもなんだし
売るために作る、なんてなおさら
どうも不純な気持ちになりそうで、、、
だからバティックするのも絵を描いたりするのも
つまんなくなっちゃった
ってのもあるし。
食べることくらい損得抜きで
純粋に楽しんでいたい。
ホント、年寄り見てると
食べる=生命力だって
つくづく思うよ。
これは私の祖父が植えた梅の老木。
戦後すぐに開墾した土地だから
たぶん70歳くらいなんでしょうね。
去年の暮れに周りを整理するまでは
伸びきった笹や蔓や、
その上に重なり積もった落ち葉や枯れ枝なんかでぐちゃぐちゃ。
もう藪になっててひどいもんでしたよ。
で、この木、半分腐っててさ、中がうろになっちゃってるの。
どう見ても、枯れ木。
それでも伸びきった枝の、先のさきーーのほうには
緑の葉がついていることに気づいて
こーゆう感じに切ってみたところ
この春、新芽を出しましたよ。
風にあたって
すっきり、気持ちよさそうでしょう?
すごいよね、
生命力って、なんでしょうね?
来年には花が咲き
実もなってくれるかしらん?
長沼毅さんが生命力について書いていて、
このすごいものが僕の中にもある、
ということの感動をいい文章で書かれていました。
私の中にもあるんだよね~~
エヘン
こうゆーふーに
山の自然と私がかかわって
気持ち良くいっしょに暮らせるような感じで
植えた野菜も育ってくれると嬉しいんだけどな。
おっとっと
気を抜くと、あっという間に竹がはびこってくる。
こいつもまた
生命力強し、、、