梅が散ったと思ったら
椿もぼとぼと落ちだした
今日はいい天気
小屋の横の山桜がほころびだした
染をするつもりでいたけれど
ちょっと気持ちの準備ができておらず
それに染める前に描き忘れがないか
よっく見直ししとかないとねー
案の定、ヤバいところごそっと抜けてた
あー 危ない 危ない
全体図はこんな感じ
下から水・土・気の世界になってます
そしてそれぞれの世界の象徴としての生命の樹
いちの木はいのちの木
白地に茶色で絵が描かれていますが
これは蝋による防染という技法を使った染なので
染めたら白いところに色が付きます。
日本の友禅と同じ、ろうけつ染め。
スメン柄は白抜きのリズム感が楽しいと思うので
その部分に染料が入って汚れないように
分厚く蝋を重ねているところです。
そして、この作業は布を染めた後、すべて、
蝋落としの工程で溶けて流れて見えなくなってしまう。
蝋で線をひくという作業は
面白いものです。
チャンティンという道具の口の大きさ
蝋の温度、粘度、
手の上に持った布の傾き
チャンティンの傾き
布とチャンティンの口の微妙な間隔
そして
自分自身のコンディション
こういった事がみんな
融けた蝋の線に表れる
バティックって染物だから
染めて布に色がつかなければ意味がないのだけど
何が楽しいって
染める前の蝋描きの工程が一番楽しい
いちばん好きなんだよな~~
そこって
結局洗い流されて見えなくなるんだけど
でも、手の勢いみたいなものは
布の上に残る。
自分の線は上手に描こうと言う意識が強すぎて
まだまだ硬いけどね、
で、まー、ここまできたら
後は確実なる手順と技術によって
染色するのみであります。
本当は中右先生という人の魅力
その方に引っ張られた教室と皆さんの持久力
などなど書きたかったのだが力及ばず、
多分いつか
展示会にこぎつけてから書くかも。
実は期限伸びたことで2月期限の決心もだらけ
確定申告まとまってないし、
3月ちゅうに作品仕上げたいけどもう18日!!!
ちょっと尻が熱い!
小屋で制作 いい感じ
またブログタイトルを小屋暮らしに戻したいなぁ~~
小屋生活が現実に動きだしたらなぁ~~