いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

小屋でものづくり順調なり

 

 

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梅が散ったと思ったら

椿もぼとぼと落ちだした

 

 

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今日はいい天気

小屋の横の山桜がほころびだした

 

染をするつもりでいたけれど

ちょっと気持ちの準備ができておらず

それに染める前に描き忘れがないか

よっく見直ししとかないとねー

 

案の定、ヤバいところごそっと抜けてた

あー 危ない 危ない

 

 

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全体図はこんな感じ

 

下から水・土・気の世界になってます

そしてそれぞれの世界の象徴としての生命の樹

いちの木はいのちの木

 

白地に茶色で絵が描かれていますが

これは蝋による防染という技法を使った染なので

染めたら白いところに色が付きます。

日本の友禅と同じ、ろうけつ染め。

 

スメン柄は白抜きのリズム感が楽しいと思うので

その部分に染料が入って汚れないように

分厚く蝋を重ねているところです。

そして、この作業は布を染めた後、すべて、

蝋落としの工程で溶けて流れて見えなくなってしまう。

 

 

蝋で線をひくという作業は

面白いものです。

 

チャンティンという道具の口の大きさ

蝋の温度、粘度、

手の上に持った布の傾き

チャンティンの傾き

布とチャンティンの口の微妙な間隔

そして

自分自身のコンディション

 

こういった事がみんな

融けた蝋の線に表れる

 

バティックって染物だから

染めて布に色がつかなければ意味がないのだけど

何が楽しいって

染める前の蝋描きの工程が一番楽しい

いちばん好きなんだよな~~

 

そこって

結局洗い流されて見えなくなるんだけど

でも、手の勢いみたいなものは

布の上に残る。

 

自分の線は上手に描こうと言う意識が強すぎて

まだまだ硬いけどね、

 

 

で、まー、ここまできたら

後は確実なる手順と技術によって

染色するのみであります。

 

 

本当は中右先生という人の魅力

その方に引っ張られた教室と皆さんの持久力

などなど書きたかったのだが力及ばず、

多分いつか

展示会にこぎつけてから書くかも。

 

実は期限伸びたことで2月期限の決心もだらけ

確定申告まとまってないし、

3月ちゅうに作品仕上げたいけどもう18日!!!

 

ちょっと尻が熱い!

 

 

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小屋で制作 いい感じ

 

またブログタイトルを小屋暮らしに戻したいなぁ~~

小屋生活が現実に動きだしたらなぁ~~