いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

小屋テリトリー愛着の芽生え

 

前回、前々回からの続きです。

山歩きのお話し。

 

細く水の流れる岩場を登り

突き当たりが砂防ダム

 

「5時以降山に入らないでください

山門は5時半に閉まります」

と、立札が出ています。

 

ダムの脇を回って

向こう側に出れば三滝山山頂までのハイキングコース。

 

 

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こんにちは、と、あいさつしたら

コンニチハと返してくれた

外国人の女の子。

かわいいです。

 

立札をしばらく見て

山に入らず下って行きました。

 

「この山越えたところに私ん家があるんよ、

お茶のみに寄ってかん?」

 

って、アジアのどこにでもいる

素朴な村人風に誘ってみるのもいいなー、なんて

妄想するのも楽し。

 

ここから家がどんだけ遠いかわかんないけど。

 

 

 

 

のんびり写真撮りながらではあるけれど

動き続けてたのでここらで休憩。

 

 

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砂防ダムの上で

山を眺めつつ

森永のチョイスとムーンライトにミルクコーヒー。

 

山頂を回る方が遠いとしても

下道行くより楽しいよな、

ハイキングコースだから、山頂までは整備されているはず。

そこから小屋までは遠くないはず。

と、考え山を回ることに決定。

 

この時点で午後一時

山登りに出発。

 

 

道は広く踏み固められており

いくつもハイキングコースの立札が立てられているので

迷うことはありません。

 

しばらく行くと

 

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おととしの豪雨被害の跡が。

 

何か所かブルーシートがかけてあり

決壊したらしき箇所に

木の橋が渡してあったりします。

 

雨で水がでたら嫌な感じだけど

乾いていたらいたって安心な道です。

 

 

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竹林なんかもあったり

 

人気もなく

一人で山のなかを歩くのは気持ち良い。

 

しかし、結構な距離歩かされます。

 

ヤッター、高い所に出たー

と思ったら分岐点。

 

分岐点には札が立ってます

が、目指す三滝山山頂はアッチ→

次のも、またアッチ→

 

この山、三滝山と書かれているところもあれば

宗箇山と書かれているところもありますが

どうやら同じ山のこと。

 

歩き続ければ山頂到達。

ここまでは緩やかな歩きやすいコースでした。

 

 

 

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浅野藩家老であり茶人でもある

上田宗箇にちなんだ宗箇山

んーーー、借景にしてもらって喜ぶべきなの?

私は三滝山の名前の方に一票だな。

 

 

 

 

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広島って海にいかだを浮かべたような

それを紐でつないでるような街。

 

この写真の中に宮島があるような

ないような

 

私のたどってきた道でなく

脇道からひょっこりおじさん現れる。

それ、もしかして三滝寺へ下りる近道かも

次回はそこ、降りてみよう。

 

 

山頂からぐるりと円を描くように

再び三滝寺へ返るコースになっており、

この途中から私の小屋方面への分岐があるはず。

 

下ります。

 

ここからは岩が多く

急な真砂土の道で滑りやすく

ホント、登山靴履いといて良かった。

 

 

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大きな岩があれば

登りたくなる。

叫びはしなかったけど。

 

 

 

 

結局、帰り着いたのが午後2時半

一時間半の山歩き。

トータル3時間半遊ばせてもらいました。

 

電車に乗って遠くの山に行かなくても

これだけ遊べるとは

ますますこの土地に愛着が湧いてきた。

 

子供の頃は転校続きだったし

大人になっても転々としていたから

郷土愛ってございません、が、

この土地なかなか素敵です。

 

 この度、

いちの木の小屋テリトリーに山と観音様が加わった。

(勝手に)

小屋もさらに成長させてやろう!

 

自分、いいとこ住んでんな~~

って、

かな~~り自慢に思ってます。