いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

ムラピ山に近いPasar PAKEMで朝散歩 ~ジョグジャカルタ編~

 

 

帰国してからまだ、いちの木のお山の見回りしてません。

花粉飛んでるだろうなぁー

と、ややおっくうなのと、

まだ帰ったばかりだし、ちょっと休んでもいいだろう

とか言ってる間に もう一週間、、、 やば

 

インドネシアで撮った写真がまだあるので

出しとくかー、という

今日は写真で綴る旅の思い出編

 

今回は役所の手続きに頭囚われ過ぎてて

ホント、何してたんだろう?と不思議なくらい

楽しい写真がありません。

持って行ったミラーレスとか使わなかったし。

出発前は、時間があるんだから美しい写真を撮る練習ができるじゃーん

ってつもりだったんだけどなぁー。

目的が写真を撮る! でない限り

スナップは携帯が便利で、やっぱね、こうなっちゃう。

ま、便利なのはいいことですが。

 

 

友達が迎えに来てくれて初めてバスに乗る

カリウラン通りを北上

窓の向こうにムラピ山が見えてます。

 

今は市内バスが充実していて安いし便利。

乗りこなしたらかな~り楽しいはず。

次回はバスを制覇したい!

 

友達の家に一泊させてもらい

翌朝バスに乗って市場へ向かう。

 

 

終点、ターミナル PAKEM

ここの市場をぶらつく

 

 

 

 

 

 

トラック販売の植木屋さん

こんなのいろいろ買って

お家をグリーンでいっぱいにできるようになりたい。

 

 

スポンジボブ欲しい

 

 

山の上だけど新鮮な魚も売ってる

 

 

ナマズ leleは池で簡単に養殖できる。

味付けて素揚げにしてサンバルつけて

安くて美味い飯のおかず。

 

 

通りの先にはムラピ山

ちょこちょこ噴火します。

この日はラッキーなことに良く晴れて

山が良く見えたのでした。

 

 

市場の建物の中

上の黄色い幕には”Covid-19安全なPakem市場”の文字

 

コロナ対策は世界の各国政府それぞれで

人々の対応も真剣度もそれぞれだったけど

インドネシアはわりと真面目に清潔に気をつけている方で

今でもマスクをしたり、手洗い場を使ったりしています。

 

 

このバナナの葉に包んで蒸したの、

中にはココナツ削って豆とか香辛料で和えたのが入ってるんだけど

名前忘れた、たくさん忘れちゃってるな。

右下のはarem arem、ご飯蒸したもの

中心にはたいていちょっと辛い味付けの鶏挽肉とか入ってる。

右上のビニール袋に入った葉は、多分パパイヤの葉かな、

下処理して苦みを抜いて、すぐ使えるようにしてある。

 

 

左のしましまはkue lapis ココナツミルク使った蒸し菓子

右はタロイモ使った tiwul 削ったココナツかけて食べます。

甘すぎなくてもっちりとして好きなやつ。

 

 

pecel 蒸した野菜に甘辛いピーナツソースかけて

朝ご飯にヨシ

 

 

手前はsirsak あまずっぱいヨーグルトみたいな味の果物

右はアボカド

奥はsalak

 

 

サンバルつくったり香辛料つぶす石皿 cobek

 

 

金物がぺらんぺらん

 

 

市場の建物を出てムラピ山に向かって歩く

山肌がかなりはっきりと見える

 

 

朝ごはん食べて、またしばらく散歩して、立ち寄った店

フランス帰りの人が作ったそうな、

まめにやってる感じの良い個人のお店で

 

 

かわいくて懐かしいカップで珈琲を飲む

 

 

建物はぐるりと鯉の池に囲まれている。

鯉!流行ってます!

 

というわけで、

友人が誘ってくれたおかげで

のんびり楽しむことができました。

 

そういえば雨季だったので

午後はたいていざんざん降りの豪雨だったのです。

それでお昼ぐらいまでしか活動できなかった。

 

そうそう

時間がずいぶんゆっくりとしていたのでした。

 

 

 

かけ足インドネシアの旅 ~ジョグジャカルタ編~

 

 

 

ジョグジャカルタで晩御飯といえば lesehan

Tシャツに着替え サンダルに履き替えて

nasi uduk の屋台まで歩く。

 

写真左はココナツミルクで炊いたご飯

おかずは選んだものをその場で揚げてもらう。

私はいつも、庶民の味方の豆腐とテンペ、

砂糖なしのお茶含め14000ルピア也。

他にはだいたい、チキン、レレ(なまず)、卵、があり、

ヒル、ニラやグラメ(淡水魚)、うずら(鳥本体の方)、とか揃えてる店もある。

サンバル(唐辛子ペースト)がご飯に、おかずに合う~~なのだ。

 

leseh って何だろう?

と思って調べてみた

leseh/le·seh/ /léséh/ 1 a rendahan (tidak terhormat) tentang tempat dan sebagainya: mulai dari tempat -- sederhana dengan penonton duduk bersila di tikar hingga gedung mewah; 2 v duduk di lantai dengan beralaskan tikar dan sebagainya: acara dialog kepemudaan diselenggarakan dengan cara ~;

☆引用元:KBBI

低い位置、とかゴザ敷いて床にべったり座ったり、って意味。

夜に出る屋台では、シャッター閉めた店の前などにゴザ敷くので

そこで食事ができるのです。

 

翌朝、市場へ行ったら

市場がビル化していた。

 

薄暗く蒸し暑く発酵と肉の生臭い場所が

白いタイルの風通しの良い場所に変わっていた。

 

おばちゃんの感じとか売ってるものには変化なし。

オッケーー

 

 

↑は前々回に貼ったJl.tirtodipuranの写真ですが

この辺りの観光客街が寂れてた、、、

 

私がいつも泊まるホテルも、もう、ダメダメで、、悲しい、、

大きなバティック屋さんwinotosastroが持ってたホテルなんだけど

相続した親族がホテルを2つに割っちゃったので

私の泊った方は裏になっちゃって魅力に欠けるし、掃除はされてないし、、

プールがある方は魅力だった植栽がごっそり減り、

プールの水もどよんとしていた。部屋の掃除もヤバいだろうな、、

フロントに聞いたら外資に買われたあと、

全然メンテされなくて酷いことになったのだと。

「これでも大分良くなりました。」(と言うが漂う空気感がやばい)

 

 

それに代わり、新しいおしゃれなホテルが出来てます。

 

中庭にプールあったりして

 

昔らしさもあって、いいじゃん

 

でも、こーゆうところは1泊5000円超えなのよね。

長期滞在できん

 

 

これはcandi pawon

 

ボロブドゥール寺院の近くに住んでるアネゴの所へ行く。

彼女の知り合いが最近作っているという

セルフィー族の来るカフェへ連れて行ってもらう。

行った時も若いコたちがお友達同士で来ていて、

「モデルか!」ってぐらいのポーズつけて写真撮り合っていた。

 

エビの養殖していたという広ーーい敷地

オープンエアで板張りで、気持ちの良い場所だなーー

もともと生えていた樹木とデザインされた植栽の配置と種類

よくよーーく考えられてて参考になるー

真似したいーー

 

どこに座ろうか悩む~

これは雑誌の撮影場所にもぴったりですわね。

 

丁度オーナーがいらしたので長々とおしゃべりを楽しむ。

オーナーは文学者のアイプロシディの息子さんであります。

知的でセンスの良い人とのおしゃべりは至福。

 

ドリンク一杯でセルフィーしまくり歩きまくる若者に辟易して

セットメニュー制にしたり、新しいメニュー試したり、とかとか

こんど作る池はこんな池、とか楽しいことあれこれ考えている。

店のことから今起こっている世の中のこと政治のこと

多岐にわたってハナシ楽しい!

 

こんなに暑い昼じゃなくて夜に来なさいよ、ライティングが綺麗だよ。と。

床下のライティングが良かったんだけど、大雨でやられてパーになって、

やりなおしたいんだけど、なんせ広いのでケーブル代が馬鹿高いそうな。

 

端っこまで歩いてみたけど

借景もイイねぇ~~

暑いけど、昼は昼で素敵。

これからまだまだ変わっていくらしいですよ~。

 

翌朝は3時起きでチャーターした車でスラバヤ日帰り。

スラバヤの役所でちょいと確認印もらうためだけに、

一人でチャーター、車代3万円(こーゆうことは深く考えないことにする)

 

高速道路が出来たので早朝に出れば

往きは休憩入れても6時間でスラバヤに着くし

その日のうちにジョグジャへ帰って来ることができる。

 

すごーーい、スムーズーー

高速のったの初めてです。

 

広ーいサービスエリアも整備されている

 

ローカルフードが食べられるのも嬉しい。

値段が表示されてるから、我ら外国人も入りやすい。

 

サービスエリアには立派なモスクも併設されております。

 

そういえば、電車や車の窓から見える村や町にも

デザインの凝ったモスクが見えたなぁ、あれ、新しいよなぁ。

こんな所からも所得の伸びと活気が感じられます。

 

用事を済ませた後は大型ショッピングモールで

両替やら昼ごはんやら

 

クリスマスの飾りの賑やかさよ!

広島三越以上どころじゃないよっ!

(今年は店の前の電飾、全くありません!驚)

 

 

そんな感じで、今回は用事がたくさんあったので

駆け足でまわったインドネシア

来年も用事の続きがあるのでまた行って来なくちゃ、てーゆー

 

 

 

 

 

↑ の写真は通向け、役所の掲示

手続きの流れを説明してたり、ブローカー禁止、

タダですぐに自分で手続きできます、と!!!!

 

本当、暮らしやすい国になりました。

感涙

 

 

かけ足インドネシアの旅 ~ジャカルタ編~

 

 

 

 

インドネシアで撮った写真で綴る

旅の記録

 

例年であれば11月はとっくに雨季に入っているのですが

行った頃は乾期がなかなか終わらず、って時期で

降りそうで降らない気候の

いやぁ~な暑さが残っていました。

 

まとまった雨がない中でも

フルーツはたっくさん出ていたので

マンゴもマンゴスチンもキロで買ってホテルで むしゃ むしゃ

 

今回は一旦ジャカルタの街に出て

久しぶりにバジャイに乗った。

 

屋根の下の段ボールは断熱材なのかなー

 

とにかく路上にも路肩にも人が溢れている

なにしろ活気がある

 

マンガドゥアという中国人の多い地域で食べた

bubur ayam 鶏粥

 

卵入りを頼んだところ

茹で卵がのってるのかと思いきや

生卵が底に仕込んであった。

トッピングのいろんな食感と揚げエシャロットの香りで満足。

安くて幸せ。

 

モールの寿司屋のメニュー

これは、高いね

10K=10000ルピアが約100円だもの。

 

俺の餃子 にも行ったんだけど

ビール飲んでしゃべって食べて

案の定の写真撮り忘れ

 

自分で運転しないから、

ビールが飲めて幸せ。

 

 

 

ジャカルタからジョグジャへは電車に乗った。

微妙な黄緑色のガンビル駅

改札口の真横、というめっちゃいい位置にローソンあった

 

1時間前に着いといて

ご飯食べながら、構内を行き交う人々を眺めて発車時間を待つ。

なにしろ活気がある。

 

こんな貧相な nasi rawonで、

野菜ないからブロッコリー炒め(かけら程度)を追加して

1100円くらい、高っっ!

でも隣の一家はサンドイッチ頼んでて(パン、ぼそぼそで不味いはず)

ローカルフードじゃないから値段はもっと高いはず。

でも、誰もケチらない。

活気に溢れてます。

 

鉄道は、かつては単線で、夜行で、

すれ違いのための時間がえらくかかりへとへとでした。

JICAの援助で複線になって、以降初めて乗るんだけど、

もう、快適!

 

座席ゆったり

エアコンきつすぎないし

電源もwifiもあるし

 

隣に座ったのは、途中で下車する理科の先生で

荷物を網棚にのっけてくれるし

話し相手にもなってくれた。

 

 

食堂車でルンダン食べてみた。

普通に美味しい。(値段は忘れた)

そして、何よりサービスが普通に良い!

 

たくさんの人の注文を順番忘れずちゃんと捌きながら、

朗らかにテキパキと働いている!!!

ここには、かつてのダルそうなインドネシア人の面影は、

もう、無い。

お姉さんは座席までランチボックス運んだり、注文取ったり、

大忙しに良く働くこと、働くこと

厨房の人もちゃっちゃっ、としている。

 

支払いも大抵の人はQR決済だし、いろいろ便利で

未来に向かって進んでて 希望がいっぱい! 

活気あるわー 

見ていて幸せのおこぼれに授かる

 

複線になってますよー

 

車窓を眺めながらの旅 いいわぁ~

風情あるわぁ~

 

田舎の風景は相変わらずなようだけど

随分と灌漑が進んでいるし、村内の道路がセメントされている。

日よけネットや鳥よけ、果樹用の袋等の資材を使っている畑もある。

 

そんなこんなで、

電車には6時間も乗っていたらしいんだけど

あっという間でした。

 

あ~~ 楽しかった

 

長くなるのでジョグジャ編はまた明日

 

 

 

宮島で狂言体験会

 

 

雨降りの予報の中

宮島へ向かう

 

 

 

 

 

これから狂言体験するんですよー

この素敵な片身替わりのバティック足袋は

この会を開催された「ひとつ麦」さんに以前作っていただいたもの

彼女は宮島地元民で、着物を広めるお仕事を手広くされています。

 

狂言は大きな声を出すという。

現代モノでない古い芸能に触れる。

ってんで面白そう、っと即参加決めました。

先生は大蔵流茂山千五郎当主!

よくわかってなくての参加だったので、後から調べてびっくらですが

道理で迫力あったわーーー

参加者13名だったので身近にお稽古していただけちゃって

むっちゃむーーーちゃす満足

 

大きな声を出そうとすると体に力が入ったり

のどを使っちゃったり、いかんいかん。

狂言って昔のコントみたいなアホくさいおかしな話なんだから

大声だけど楽しくやらないと!

 

上手くはならないまでも

あの独特の抑揚で、型で、古い言葉でアホなこと言うの

結構楽しめるようになってきた。

 

あっという間の2時間で、

終わったのが12時少々回った頃。

 

 

宮島と言えばあなごめし!

地元民参加者にどこがお勧めですか?と聞いて

教えてもらったのは清盛茶屋、清盛神社のちょっと先、

「あそこなら並ばずに絶対座れる! 」という、ん?

な、お勧めポイントなんですが、

とてもロケーションいいのにあまり観光客が来ないらしく

しかし、芸能人がお忍びで来てたりするそうです。

 

ちょっと、どうかなー?と思いながらも

せっかく地元民に教えてもらったのだから

と向かって着いたの12時半ちょい過ぎ

 

 

 

もう閉まってるぅ~~~

 

おやじさんが閉店作業していたので聞いてみたら

さっきあんまり風雨が酷かったので閉めたのだと。

そっか、狂言体験してるあいだ、外は土砂降りだったのね。

お客も来ないんじゃね、しょうがないよね、、、

 

 

 

お店の前はこぉーーんなに良い場所なので

またいつか、昼間っからビール飲んでうだうだしに来ます。

 

 

なので、その辺の蕎麦屋で適当な昼食を済ます。

 

 

ビール飲むよ

 

望月優大さんの「ふたつの日本」

移民について関心があるので、今読んでる本、スバラシイ。

 

で、その近くに北大路魯山人美術館があるようなので

行ってみる。

 

ワタシ、魯山人を実際にちゃんと見たの初めてだろうか?

これはささっと書くことできないので

後日になるのか書かずにいるのか、

しかし、皆さん、この美術館おすすめですよ~~

 

 

 

この屏風を見る時に学芸員の方が電気を消して

解説をしてくださいます。

ホント、電灯消すと月がとっても素敵な表情を見せてくれるのです。

 

 

薄暗い、物のほとんどない畳の部屋の

障子を開け放って

この屏風の月を本当の月の明かりで愛でながら

お酒飲みたい

 

確かに、魯山人の金や銀のもつ光沢を活かすセンス、

抜群だ。

 

 

これも好き。

 

 

美術館出て

ぶらぶらと観光客を見ながら桟橋まであるく

 

 

引き潮で、鳥居まであるく人たち、楽しそう

ワタシといえば、靴が濡れるの嫌だし、

みんなが楽しそうなの見ていて十分楽しい。

ああ、私はまた海外に旅にでること

あるんだろうか、、、?

 

 

 

フェリーに乗って

宮島口に着いて

まだ家に帰りたくなくて

 

とぼとぼと駅に向かっていたら

 

「お食事できますよ」

と言う声に振り向けば、そこはあなごめしうえの

 

 

ここ!普通だったら並ぶの必須!昼なら2時間待ちのヤツ!!

 

もちろん入って

 

あなご飯の上とビールとうちゃくぅ~~

 

 

 

あなごは香ばしく焼けて

あなごの出汁で炊いたご飯はぷりっとして

とても、とてもおいしかった。

 

天候が悪かったことでラッキー

雨の宮島悪くない。