いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

宮島で狂言体験会

 

 

雨降りの予報の中

宮島へ向かう

 

 

 

 

 

これから狂言体験するんですよー

この素敵な片身替わりのバティック足袋は

この会を開催された「ひとつ麦」さんに以前作っていただいたもの

彼女は宮島地元民で、着物を広めるお仕事を手広くされています。

 

狂言は大きな声を出すという。

現代モノでない古い芸能に触れる。

ってんで面白そう、っと即参加決めました。

先生は大蔵流茂山千五郎当主!

よくわかってなくての参加だったので、後から調べてびっくらですが

道理で迫力あったわーーー

参加者13名だったので身近にお稽古していただけちゃって

むっちゃむーーーちゃす満足

 

大きな声を出そうとすると体に力が入ったり

のどを使っちゃったり、いかんいかん。

狂言って昔のコントみたいなアホくさいおかしな話なんだから

大声だけど楽しくやらないと!

 

上手くはならないまでも

あの独特の抑揚で、型で、古い言葉でアホなこと言うの

結構楽しめるようになってきた。

 

あっという間の2時間で、

終わったのが12時少々回った頃。

 

 

宮島と言えばあなごめし!

地元民参加者にどこがお勧めですか?と聞いて

教えてもらったのは清盛茶屋、清盛神社のちょっと先、

「あそこなら並ばずに絶対座れる! 」という、ん?

な、お勧めポイントなんですが、

とてもロケーションいいのにあまり観光客が来ないらしく

しかし、芸能人がお忍びで来てたりするそうです。

 

ちょっと、どうかなー?と思いながらも

せっかく地元民に教えてもらったのだから

と向かって着いたの12時半ちょい過ぎ

 

 

 

もう閉まってるぅ~~~

 

おやじさんが閉店作業していたので聞いてみたら

さっきあんまり風雨が酷かったので閉めたのだと。

そっか、狂言体験してるあいだ、外は土砂降りだったのね。

お客も来ないんじゃね、しょうがないよね、、、

 

 

 

お店の前はこぉーーんなに良い場所なので

またいつか、昼間っからビール飲んでうだうだしに来ます。

 

 

なので、その辺の蕎麦屋で適当な昼食を済ます。

 

 

ビール飲むよ

 

望月優大さんの「ふたつの日本」

移民について関心があるので、今読んでる本、スバラシイ。

 

で、その近くに北大路魯山人美術館があるようなので

行ってみる。

 

ワタシ、魯山人を実際にちゃんと見たの初めてだろうか?

これはささっと書くことできないので

後日になるのか書かずにいるのか、

しかし、皆さん、この美術館おすすめですよ~~

 

 

 

この屏風を見る時に学芸員の方が電気を消して

解説をしてくださいます。

ホント、電灯消すと月がとっても素敵な表情を見せてくれるのです。

 

 

薄暗い、物のほとんどない畳の部屋の

障子を開け放って

この屏風の月を本当の月の明かりで愛でながら

お酒飲みたい

 

確かに、魯山人の金や銀のもつ光沢を活かすセンス、

抜群だ。

 

 

これも好き。

 

 

美術館出て

ぶらぶらと観光客を見ながら桟橋まであるく

 

 

引き潮で、鳥居まであるく人たち、楽しそう

ワタシといえば、靴が濡れるの嫌だし、

みんなが楽しそうなの見ていて十分楽しい。

ああ、私はまた海外に旅にでること

あるんだろうか、、、?

 

 

 

フェリーに乗って

宮島口に着いて

まだ家に帰りたくなくて

 

とぼとぼと駅に向かっていたら

 

「お食事できますよ」

と言う声に振り向けば、そこはあなごめしうえの

 

 

ここ!普通だったら並ぶの必須!昼なら2時間待ちのヤツ!!

 

もちろん入って

 

あなご飯の上とビールとうちゃくぅ~~

 

 

 

あなごは香ばしく焼けて

あなごの出汁で炊いたご飯はぷりっとして

とても、とてもおいしかった。

 

天候が悪かったことでラッキー

雨の宮島悪くない。