いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

ルンダンでけた

 

インドネシア語教室を

見てくださっていた方が帰国されることになり、

料理持ち寄りで送別会をすることになりました。

 

私は定番のおもてなし料理、ルンダンを作りました。

だって、これ出しとけばたいてい評判いいし

その辺のスーパーで買えるもので代用しても全然大丈夫。

インスタントのルンダンの素なんて買わなくてOK!

 

 

 

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ルンダン

こーゆう地味ーな見てくれの牛肉料理です。

ココナツミルク煮なのですが

カレーのようにドロリとしているうちは

まだ出来上がりではありません。

 

 

材料: 牛肉 ももを使うのが基本ですが、すじとか切り落としを混ぜた方が

       おいしいです。サーロインみたいな油の多いのは向きません。

    ココナツミルク 

    にんにく、玉ねぎ、しょうが、塩を加えてペースト状にしておく

    ターメリックローリエ

    ほんの少々、鷹の爪か一味唐辛子

    仕上げに塩、黒砂糖、レモン汁

こんな感じで十分。

 

牛肉を一口大に切って、

ペーストにしておいた材料にまぶして

少ない水を足して、圧力鍋にかけ

あとはココナツミルク、唐辛子、ローリエ足してひたすら煮込みます。

レモン汁は最後の調整の時に足す。

 

私は2日に渡って作るのですが

一日目はココナツミルク入れて煮て、粘度が出てくるところまで

ここまでやったら寝る。

二日目はそれが分離してしっかり茶色いペーストになるまで仕上げる。

日を跨ぐと2日目のカレーの要領で

水分とんで濃くなり、味も素材にしみる。

鍋の横に立って、ずーーーーっとかき混ぜ加熱するより楽です。

 

ルンダンは上の写真の様に

しっかりと茶色く、ココナツミルクが変容するまで煮ることが重要で

こうなると味もぐっと変化してミルクっぽさがなくなり

このペーストが何より美味しさの中心になります。

 

本当はレモングラスやこぶみかんの葉を入れろだとかあるんだけど

仕上げ時にレモン汁少々足して加熱すればOK

この方が味のバランス的には美味しいと思うけど

香り重視の方は不満かも。

しかし、安くはない乾燥品買って入れるより、レモン汁の方をおすすめします。

 

きょうび検索すれば作り方とか分量とかたくさん出てくるだろうから

わたしゃ書かないけど

上記の材料で十分それらしいものが出来ます。

私はこれをルンダンだと言い張っています。

 

もう一度書くけど

しっかり煮ることが一番です。

 

もう一言、ココナツミルクが分離して油分が出てきて

木べらが重くこってりとしてきたら

水を足して加熱し、火を止めて放置

しばらくしてからまた加熱する。

これを繰り返しつつ煮詰めていくほうが

しっかり煮詰められると思います。

 

 

ココナツミルクが少々あまったので

おやつのスラビを作って行こうと思ったんだけど、

ま、いいや。

アチャル、野菜の酢漬けは作ってく。

 

今夜は送別会行ってきます。