いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

たいそうな思想はありません

 

 

狩猟期間に入ってから一頭

猪捕れてます。

 

 

f:id:nyonya-c:20201212203300j:plain

 

 

前足を揃えて「出してちょうだい」って

ちょっとひょうきんな子だったけど

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201212203419j:plain

 

 

背ロースはカツにして

 

 

f:id:nyonya-c:20201212203449j:plain

 

 

うっすーいバラ肉は

スパイスと塩ふって

ぐるぐる巻きにしてタコ糸でしばって

煮イノシシになりました。

 

 

 

先日、友達と飲んでしゃべってて気づいたんだけど、

なぜ私がイノシシ捕ったりしてるのか、ってことに

 

畑を荒らされるので怒った

というのがきっかけだけど

その畑をやってる理由と同じく

自分の手で自分の生命を維持していく

っていう実感を持ちたいから、かな。

 

よく、命をいただく、とかいうけど

私にはそんな思想ないと思う。

 

 

かわいそうじゃない? って聞かれることあるけど

それもないかな。

 

真剣ではあるとは思う。

レジャーではない。

 

まじめに生きる

見なかったことにしない

とかは考えるかな。

 

 

しばらく更新してなかったので

とりあえずこんなこと投稿す。

 

 

笑ってらんないけど可笑しい

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201128180912j:plain

 

 

今、声をあげて笑いながら読んでます。

 

笑ってる場合じゃないんだけど、

日本の現実ともかぶるところ多々あるから、

でも書くの上手いんだもの~ この人

神保さんの訳も上手い!!

 

 

ビデオニュースドットコムで神保さんが

「読んでね」って言ってたから

図書館で借りて来た。

ごめんね、買わなくって。

 

いやぁ~今さら感あるから

ぱらぱら読みで本返そうと思ってたんだけど

どうしてどうして

まだ内容は古くなってないよ。

 

トランプが落選しても

トランプ現象は終わらない。

 

ノリがよくって

さくさく読めます。

 

笑ったあとに

怖いやつね。

 

あんまり面白いので投稿しました。

 

 

日曜はキャンパスへ

 

 

広島市立大学芸術学部なんてのがあるとは知らなかった。

 

カナリアがさえずりを止めるとき”のメイン会場は

市大キャンパスの芸術学部建物であった。

 

市大キャンパスなんて行くのは初めてだけど

猪猟の師匠M氏の工房の近くだった。

ここ、山越えしたらすごく近い場所。

 

この日曜日って、15日の日曜日のことです。

一週間たってしまった。

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201116053211j:plain

 

わーー素敵なキャンパス

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201116053145j:plain

 

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201116053126j:plain

 

 

ここの建物 好きな感じ

ここの社会人講座に通ってみたいけれど

学生のいない静かなたたずまいが好きなだけかも。

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201116053049j:plain

 

芸術学部エントランスに設置された

”ハイヌウェレの彫像”

 

でーーん

のっけから女であることについて突き付けられる。

私も女なんで、お母さんなんで。

 

このハイヌウェレ、インドネシアの神話の女神なのだというが

全然知らない、ちょっと調べたけどわからない。

子供向けに書かれた本でも読んでみたいのだが。

 

 

 

静かな四角くない建物に

方向感覚失い

うろうろと 迷いつつ

 

やっと行き着いた5階展示会場には

若い世代中心に結構たくさんの人が来ていた。

この日は展示最終の日曜日だもんな。

 

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201116051908j:plain

 

”パパ?” という作品

これが一番好きな作品かなぁ

今回の展示のテーマともマッチして

多くの事を連想させる。

 

この作家さんのパパは

ある時娘に対し性欲を示したのだろうか?

お外で性犯罪をおこしちゃったんだろうか?

ショベルが下向いてるのは砕かれた自信を現してるのか?

とかとか

 

いろーーんな嫌ぁーーなこと考えちゃうんだけど

このコミカルなビジュアルが素晴らしい

脱ぎ降ろした作業ズボンとおもちゃのユンボの組み合わせだよ!!

ズボンの皺もユンボの置かれた位置も傾きもアームの角度も

いい!!

 

ユンボが男性器の象徴に見えるし

お父さんがユンボに変身しちゃって

ダブダブの衣服から出て来たようにも見えるし

楽しいっっ!!!

 

 

 

男性はいつからどういう過程を経て

社会での立場=自分になってしまうんだろう?

中年男性の生き方と存在を不思議に思うこの頃。

 

何年も社会構造に組み込まれ(=ハラスメントを受け)続けてきた結果

それと同化しちゃって

他人にハラスメントすることに罪悪感どころか

どーだ!これが社会というものだ、わかったか!!

教えてやった!とかいう正義感すら持ってるんじゃないかしら?

と察するが、

自分は男じゃないのでその心の動きはわからん。

 

むかし、日本の会社のインドネシア工場でおっさんが

女工さんと仲良くやるには

「尻でもさわってやって「元気か」とコミュニケーションとらないとな」

というのを実際この耳で聞いちゃって

ちがーーう!!それ、国際問題だから!

あまりのびっくりに反論の言葉を失ったことアリ。

 

広河隆一の事件は非常にショッキングでした。

そのショックは私の中でしばらく尾を引いた。

彼のドキュメント映画「広河隆一 人間の戦場」を見たこともあったし、

 社会派の重鎮だもの。

であっても、

女に対する異常な扱いはいったい????

 

 

頭ヒートするので先へすすむ

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、

インパクト強い作品といえば

こちらでしょう。

 

 

f:id:nyonya-c:20201116052013j:plain

 

 

ビジュアルがハデ!!

人の目を奪う2作品

どちらも女体

でも対照的な女体

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201116051704j:plain

 

 

 求められる女性像の鋳型に自ら入り

自分を変造した同じような女の子たちが競い合う

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201116053108j:plain

 

おんなのこのピラミッド

 

 

そして

 

 

f:id:nyonya-c:20201116051841j:plain

 

犠牲者

 

 

紫のトルソーの方は

自分の身体が自分から分離してない

他者目線にゆがめられることのない、まるまる等身大の自分。

そう、作家本人の身体の3Dプリントなのだって。

 

 スーパーポジティブ

マイボディーー

 

 

f:id:nyonya-c:20201117204104j:plain

 

 

よく紹介されているのは

前からの素敵なおっぱいが見えるアングルだけど

私がご紹介するのはあえての お尻

 

ぐっときます 

女体って いいなぁ~~

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201116051808j:plain

 

 

それから、これも面白かった

 

この作品は本当はぱっと見全然見えなくって

気付かずにいたら企画代表の山崎さんが近くの人に

「見えてますか?」と声かけてらしたので

おお!! と私も見えてなかったことに気付く。

 

一旦気付いてみれば、髪の毛って本当にいろいろで

その違いが見えてくると

人それぞれぜんぜん違う。

 

 

 

せっかくのきっかけなので

すこし山崎さんとお話をさせていただいた。

 

 

ポリタスTVのインタビューで

彼は凄く分かり易く

ぎゅぎゅっとこの展示の趣旨を語っていた。

でもね、

男性でありながらこの問題を真剣に取り上げたのは

どんな気持ちからだろうか?

とかとか、本当は掘り下げて聞きたかった、

 

です。

 

現代美術って視覚の美しさではなく

解説があってこそ存在できる

みたいに思っていて、なーんかいまいちピンとこなかったのだが、

 

見るものに解釈をゆだねつつ

問いかけたり 引っ掛けたり

こういう表現方法もありで全然OKなんだね。

 

特に社会問題という頑なになりがちなテーマについては

言葉よりも届くのかもしれない。

 

こーゆうの面白いな、やってみたいな、

と感じたのでした。

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201116053301j:plain



 

 

土曜日は基町アパートまで

 

 

ポリタスTV見てたら

津田大介さんが広島市大の展示をレポートしていた。

やややっ、知らんかった

行かねば。

 

天気とかやる事とかと相談して

土曜は基町ショッピングセンター内のサテライト会場へ行くことにする。

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201115064943j:plain

 

 

太田川沿いの遊歩道はよく通るサイクリングコース

基町アパートを通って紙屋町方面へ行く

とても好きな道

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201115065515j:plain

 

 

基町ショッピングセンター 着いた

 

ここには訪問介護やってた頃

利用者の人がいたので何度も来てるんだ

なんかね、昔のシンガポールのブギス辺りを思い出す場所です。

 

中国の人が多くておいしそうな匂いが漂ってたんだが

昼飯時には遅かったらしく、どこも準備中。

クロスバイクで来たから、バッグも小さくて野菜も買えない。

オーノー

 

 

f:id:nyonya-c:20201115070131j:plain

 

 

こっちが本題です

オルタナティブスペース コア

 

5人の作家の作品がひとつずつ展示されています。

これまで現代美術って好きじゃない分野だったんだけど

津田さんの解説が良かったのか?

これには興味持って来たし、実際面白かった。

 

テーマがちょうど興味を持っていることに関している、ってのもある。

 

ハラスメントです。

 

「それは愛ではない 暴力です」という講演会もあったらしい。

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201115070822j:plain

 

 

解説ないとわかんないけど

解説あったら ふーーーむーーーー

と思う。

 

セイタカアワダチソウ外来種であり

根絶させようとしてもどんどんはびこる草だって

そこまでこの作家さんが意識してるのかな?

書かずともわかるでしょう?なのかな?

二重の意味で面白い。

あ、受付の人に声かけてみれば良かったな。

 

ボイスレコーダーって作品

津田さんの解説聞いたから、面白いね、と思ったんだけど

いきなり作品と対峙して知るショックは激減する。

とは言えもちろん、解説抜きだと

「なんだぁ~??」と素通りしちゃう可能性大、なのだが。

これも二重の意味があり面白い作品。

 

このスペース入室前に但し書きがあって

録音されてます、とか、

セイタカアワダチソウのアレルギーに関して、とか、

もちろんコロナで手を消毒しろだのなんだのもあって

いろんな配慮しなくちゃなご時世を面白くないと言うと乱暴だけど、

でもそんな空気がコロナはデマだ!

マスクしないぞー!

な人達を生んでいるのでは、と、思う。

 

現在進行中の社会状況についてはあれこれ考えが止まらん

 

 

が、

まぁ まぁ 

せっかく天気いいんだから

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201115081751j:plain

 

青森帆立ご飯美味しい。

 

なんと!エビスビールが188円!

このスーパーでは「警察からのお知らせです」なんて

青少年犯罪についてなどと、他のスーパーで聞かないようなアナウンスしてた。

多様な人の住まう界隈ではあるけれど。

 

 

 

f:id:nyonya-c:20201115083637j:plain

 

広島城のお堀をぐるり

 

 

f:id:nyonya-c:20201115083758j:plain

 

帰り道の太田川

 

着て来た服がぴったりで

暑くも寒くもなかった。

これ、重要

 

 

今日はキャンパスの方見にいきます。