縫いものスイッチが入った。
9月の後半、服を作るつもりだったのだけど
転居熱にかかっていたのでそれどころじゃなくて
すっかり吹っ飛んでたのだが、思い出しました。
しかし、未だ作品作りまでのテンションはないので
自分の服のお直しを。
セカンドハンド屋で去年買った皮パン、風を通さず暖かくて気に入った。
これ、サイズは合うけど、シルエットがおばさんくさい。
腰回りにゆとりがあり、裾すぼまりなのだが、裾がそう細いわけでもない
という中途半端なライン。
なので、脇のラインを狭めて、
腰周りから膝までがスラリと見えるストレートにラインを変更する。
パンツをペロン、と裏返しにして
裏地の腰のあたりをほどいて穴をあけて、
その穴から片足引っ張りだす。
割ってある脇の縫い代をのばして、欲しいラインに縫い直す。
で、また裏地の中に足を戻せばOK。
まぁ、カッコいいとは言い難いが少しはましになった。
脇縫いがごろごろしないように、元の縫い目をほどいて
縫い代を割って接着して、
裏地を閉じ直すべきだなのが、表からは見えないので放っとく。
取り急ぎこれで十分はけるので、
いつか、そのうち、洗濯する前には閉じるつもりでいる。
他にも、袖の長すぎるジャケットの袖口切ったのとか、
生地は気に入ってるんだけど
裾が細すぎるので広げようと思って
脇縫いをほどいたままだったパンツとか、
襟のデザイン変えようと、レースを仮止めしたままのシャツ、
とか とか
そういうのがいっぱい積んである。
20歳の頃着ていた、肩パットもりもりのトレンチコートまでとってあって、
これは裏地がボアで重いんだけど、
あーやって、こーやって、ここをあーしたらすごく可愛くなるなぁ~、って
あちこちハサミ入れたりほどいたりしたのをハンガーにかけている。
断捨離という言葉が耳に痛いが
実用を兼ねた遊びだと思えば、まーそーゆうのもありだよ。
昨夜、テレビを見ていたら、スペイン、トレドの街歩き番組で、
紹介されていたいろんな豚肉の煮込みがおいしそうだった。
それに触発されて今日の晩御飯
肉はイノシシ肉とベーコン厚切り、サラミ
野菜は玉ねぎ、ニンニク、人参、じゃがいも、ビーツの漬物、ピーマン
金時豆をもどしたのと缶詰のトマト煮加えてよく煮ました。
イノシシの脂肪がとろとろになって、寒い夜にあたたかい一品。
そうだ、このお皿は20代のはじめ頃、スペインで買ったんだった。
あ、それから、
スメン柄のバティックも作るんだった、
思い出したが、今は縫い縫いモード。