冬の控えめな日がさしている
気持ちのいいお昼前、
薪ストーブはいったん夕方まで休憩。
燠が残っているのを見ると
何か作りたくなってくる。
いきなりパウンドケーキ、焼きました。
ワンパウンドずつ、っていう正当な意味ではなくて
パウンド型使って、あるもの混ぜて入れて焼くケーキ。
ちょこっと残っていたホットケーキミックス
ほとんど薄力粉、
ライ麦粉もあったので(いつのもんだか?)少々
ベーキングパウダー加えてふるって、
卵、砂糖、油、牛乳と適当に混ぜ合わせる、
最後に生の紅玉切って、シナモンふりふりして混ぜ込んだ。
下火がかなり強いことがわかっているので
今回は工夫して、
鉄板の上に鋳物の鍋敷きを置いて
その上にパウンド型を置く。
鍋敷きには小さな足がついているので
これで距離を稼げるし、熱が直に伝わらない。
焼けてますよ~~~
そろそろ出そうか出すまいか
ストーブの前でじりじりしていたら
M氏、罠の仕掛け直しに来訪される。
が、まずケーキを仕上げて、
網の上に出して。
おおおおーーー今日は完璧な焼け具合です。
M氏見当たらず、と思ったらずいぶんと斜面の上にいる。
猪が罠を避けて通っている、とのことで
2本の獣道が交わるところに設置し直していた。
しばらく付近の状況を観察する。
すると、
「ここ、どうされました?寄せられちゃった?」
と、枝葉が集められた箇所を指して言う。
誰も何もしてませんが??
見てみれば、その中に蹄の跡がある。
猪はこうやって寝床を作るらしい
そのうちここで寝るつもりだろう、とのこと。
でもね、そこ、罠の側だし
街灯の光も届くし、結構明るい場所なんだけど?
ぜーんぜん、気にしないんだねぇー
その個所から少し奥の土の色が黒い。
ここはのたった跡、とのこと。
この辺りは沢で、水が染み出ているところがあり
転げるのに丁度良い場所で
泥のついた体を木にこすりつけてダニを落とすのだという。
うーーーむーーー
面白い。
箱罠の方は、狸と鳥がせっせと入っている様子。
狸が入るのも良いらしい。
というのは、糠のついた足で歩き回るので
その匂いに釣られて、イノシシがやってくるのだとか。
そーーなーーーーーん
明日はどこかの罠にかかってるといいなぁ~~~
M氏が帰られてから
ゆっくりと紅玉のケーキを食べる。
周りがさくさく、皮が好き。
しっかりと焼けてて美味い!!
ライ麦のぷちぷち感が楽しい。
やっぱりケーキには紅玉だなぁ。
明日も、ケーキ焼こう。
冷蔵庫にレーズンがあったので(これこそ、いつのもんだか?)
ブランデーにつけておく。
ココナツやドライフルーツ入りの甘いチーズの残りも発見。
卵とナッツを買いに行こう。
おいしいのはもちろん嬉しいけど、
オーブンの余熱と電気代がいらないのが
なにより嬉しいのかも。