いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

しかもししも

 

 

 

絶対捕れる!と確信して箱罠セットしたのに

仕掛けのからくりを見事に読まれて失敗したのが

7月21日

 

どうやら奴は

糠を盛っている中には仕掛けが仕込まれているのだと知っている。

結構年季のいった奴かもしれない。

仕掛けを避けて糠を平らげている。

 

敵ながらアッパレ、、、

 

以来、猪が警戒を解くまで待っていた。

 

 

 

そして、仕掛けを変えて

再び誘き餌の糠をまき始めたのが一週間ほど前、

扉は落ちないように固定したまま待つ。

奴が十分安心して餌を食べに入るように。

 

ここ数日、

また箱の中に入って誘引餌を食べるようになった。

しかし、

異物に盛られた糠を食べたら罠が作動すると知っているのだろう、

板の上の糠は食べ残す、という知恵を見せている。

 

きっと、来てるのは7月に捕り損ねたヤツなんだろう。

 

 

 

 

 

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上は9月3日の写真

 

土が掘られて木の根が露出しているし、箱が移動するくらい鼻で押されている。

この箱の位置はこんなに木の根元に近くなかった。

板の上の糠の表面は食べたようだが

やはりほぼ残されている。

 

まだ扉は落ちないように固定したままで

この日も付近に糠をまく。

 

 

そして、9月5日

 

 

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箱罠の斜め上、違うアングルから撮っているが

箱と木の根元の距離を見て欲しい。

かなり離れた場所に箱が移動しているのがわかる。

そして、土の上に撒かれた糠はキレイに平らげているのに

板の上に乗った糠は残されている。

 

こっ、怖っっ

すげぇぇ、、、力持ち

 

もしもこんなに暴れるヤツが捕れたら、

箱が横転しちゃうかも?と、心配になったので

ロープで箱を固定しようと作業をしていると

なんか、気配、

さく さく という音が、、、

 

 

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鹿、、、

久しぶりの登場、、

こっち見てる。

 

話しかけても反応せず、

逃げるつもりもないらしいので

箱の固定作業を続ける。

 

私が立ち去ると

 

 

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箱のそばまでに降りて来て

中を覗いている。

 

 

しばらくして戻ってみたら

 

 

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糠が食べ散らかされて

板も移動していた。

 

 

鹿もシシも来てます。

 

 

M氏に電話したところ

イノシシは雨が降る前、なるべく沢山餌を食べようと出てくるのだ

と言う話だった。

雨が降ると餌が食べられないから。

台風が来るから、こんな日は入るよ、との事。

 

 

糠をまき

扉が落ちるよう、ストッパーを解除した。

 

ちょっと焦り過ぎかな

バレバレかな

また負けかな