いちの木の小屋と山

昭和~~な小屋をリフォームしたり、山やったり畑やったり、猪捕ったり、いろいろやって生きてます

8マス進む

 

 

 

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糠に足跡

 

 

毎日箱罠の中に糠をまく

少しずつ奥へ 奥へと

外にもまく

あたかもその一帯に土地に生える

キノコか何かのように

 

安心していただけるように

 

せいぜい3つ目のメッシュの目までしか

足を踏み入れていなかったのが

今では8つ目まで入ってくるようになった

 

すこしずつ

奥へ 奥へと誘い込む

 

お月様がまるくなるのは20日

その日の夜に箱罠の扉を落とす予定

 

それまで少しずつ糠の量を増やし

位置を移し

箱の奥までおびき寄せ

わざとトリガーをだらんと地面にたらし

でも、扉は落ちぬようロックして

十分箱に慣れさせるのだ。

 

満月の夜箱罠の奥には

月の光に白く浮かび上がる

ちょっと香ばしい匂いをさせた

新しい糠をたっぷり広げて

御馳走いっぱいの喜ばしい情景を演出し

イノシシの入るのを待ち受けるのだ。

 

 

今日明日の予報は雨

早めの時間に糠をまいておいた。

 

イノシシはどこで何してるのだろう?

小雨なら箱までお出かけするだろうか?